ニュース
「名脇役ではない。主役だ!」――最近のアキバで自己主張が強いパーツたち:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
週末のアキバではCore i7とX58マザーが脚光を浴びていたが、CPUとマザーだけにこだわっても理想のマシンを組むのは難しい。そんなことを気付かせる個性派の脇役たちを紹介しよう。
編集機能が使えるようになるアイ・オー・データ機器の新型チューナー各種が登場
Intel in Akiba 2008 Winterでも注目を集めたアイ・オー・データ機器の新型チューナーが複数のショップに入荷している。USB 2.0接続の外付けタイプ「GV-MVP/HZ2」と、PCI Express x1接続の「GV-MVP/HS2」、PCI接続の「GV-MVP/HX2」で、価格はすべて1万4000円弱から1万5000円。在庫は潤沢だ。
新しい3モデルは、それぞれ地デジチューナーを1基搭載し、最新版の視聴ソフトウェアを採用する。最新版の「mAgicTV Digital」では、Netbookなどの低スペックなマシンでも高画質で地デジ放送が視聴できる「Netbookモード」を搭載するほか、12月下旬に提供予定のソフトウェアアップデートにより、録画番組のシーンカット編集機能が追加される。
TSUKUMO eX.は「地デジチューナーの人気は下火になっていましたが、シーンカット編集に魅力を感じる人は多いでしょう。アイ・オー・データ機器のチューナーボードやユニットは、複数利用で多チャンネル録画もできるので、まとめ買いする人が出てきそうです」と期待を寄せていた。
advertisement
関連記事
「Core 2 Quadを買うよりCore i7です」――Intel in Akiba 2008 Winter
年末年始の電気街を盛り上げるべく、インテルがユーザーイベント「Intel in Akiba 2008 Winter」を開催した。表テーマは「Core i7」で、裏テーマは「打倒Atom」?エンコ職人集結?:大盛況だった「SpursEngine」イベント――SDKの無償配布も告知
CPUとGPUに続く第3のプロセッサとして注目を集める「SpursEngine」のユーザーイベントが開かれた。5時間で10セッションという密度の濃い内容だったが会場は終始すし詰め状態。トムソン・カノープス、“SpursEngine”搭載のH.264/MPEG-2アクセラレーター「FIRECODER Blu」
トムソン・カノープスは、東芝製メディアストリーミングプロセッサ“SpursEngine”を備えた画像処理用PCI Expressカード「FIRECODER Blu」を発売する。“自作の次”の道を何本も示した「DIY PC Expo Autumn」
自作PCパーツなどの最新製品を一堂に会した「DIY PC Expo Autumn」が開催され、大勢のユーザーがつめかけた。不景気なニュースを吹き飛ばす、威勢のいいパーツを紹介していこう。リードテック、“SpursEngine”搭載カード「WinFast PxVC1100」の発売日を決定――11月14日
リードテック ジャパンは、東芝製「SpursEngine」を搭載したPCI-Express x1接続対応の画像処理カード「WinFast PxVC1100」の発売日を決定した。CEATEC JAPAN 2008:“エンコ職人”必見の自作PC向け「SpursEngine」搭載カードがまもなく登場
東芝ブースでは、国内“メジャー”初のNetbook「NB100」の展示が注目を集めていたほか、リードテックとカノープスが「SpursEngine」を搭載したPCI Express x1カードのデモを行っていた。注目ナンバーは「7」と「9」だった「11」月のアキバ
2008年最後の大物といわれる新型CPU「Core i7」が11月16日の深夜に販売解禁となり、電気街は年末に向けて高級品人気にわいた。一方、大手ショップ・九十九電機は苦境に立たされている。旗艦店も再起動:TSUKUMO eX.が営業を再開、早ければ明日にも通常営業か
秋葉原の中央通り沿いにある九十九電機の旗艦店、TSUKUMO eX.が営業を再開した。とりあえずは一階のみの営業になる。「まだ折れてない」――ツクモの再起動に街は“スパイス入り”の歓迎ムード
商品在庫が差し押さえられた九十九電機が、ツクモ9号店をオープンし、再び復活をめざして動き出した。ほかのPCパーツショップは驚きながらも歓迎するムードだが、“ひと言ある”人が多い様子。「いよいよか……」「いやまだ大丈夫」――ツクモ営業中断で周辺ショップの反応は?
九十九電機系列店の営業中断はアキバ電気街を驚かせた。NECリースによる差し押さえの反応を周辺ショップに聞いた。一方、先週はSpursEngine搭載カードやEee PC S101などの目玉製品が入荷され、ユーザーの注目を集めている。九十九電機各店が営業を一時中断、NECリースの差し押さえで
民事再生法の適用を申請した10月30日以降、復調の兆しが見えていた九十九電機各店が突然営業中断となった。TSUKUMO eX.前にはトラックと運送業者であふれている。“ツクモショック”で消えたアキバ電気街の楽観視
九十九電機のニュースは、秋葉原のPCパーツ店に少なからぬ動揺を与えている。近隣ショップには「ウチは大丈夫です……と、言うように指示されてる」と語る店員もおり、電気街の将来を不安視する声は少なくない。真夜中のアキバに400人:“黒いの”が売れた「Core i7」深夜販売イベント
11月16日0時にCore i7とX58マザーの販売がスタートした。一部でマザーボードの不具合が叫ばれつつも、20万円近い組み合わせのパーツが飛ぶように売れた。「これで販売しなかったら暴動が起きるでしょ」――Core i7“深夜イベント”直前のアキバ
Core i7のロゴがPCパーツショップ街を飾るようになった今週のアキバ。いつ登場するかは未発表ながら、11月16日の深夜イベントでCPUと対応マザーが発売される可能性は限りなく高い。久々に登場する大物「Core i7」の情報公開が進む、発売日は?
11月初旬から姿を現してきたインテルの新CPU「Core i7」。アキバで情報公開のスピードが増し、ラインアップや予定価格を公開するショップが出てきた。発売日はいつ?Nehalemのパフォーマンスは?──Core i7 965 ExtremeとCore i7 920の性能に迫る
インテルの新世代アーキテクチャがいよいよ姿を見せ始めた。Nehalemの性能がようやく明らかになる。その実像やいかに。5分で分かった気になる、10月のアキバ事情:何かと「突然」が多かった10月のアキバ
チューナーカード「PT1」の深夜販売や、九十九電機による民事再生法適用の申請など、よくも悪くも“サプライズ”が続いた10月の秋葉原電気街だった。i-RAMの熱狂、再び――DDR2に対応した「ANS-9010」が登場
「マニア向けの製品を売るのはアキバの使命、今は何とかやれている」(店員)。そんなアキバにDDR2メモリをストレージとして使う5インチベイユニット「ANS-9010」が登場し、1時間もしないうちに売り切れた。わずか5枚の「PT1」に150人が殺到――深夜のアキバで“一瞬の祭”
4ストリームの地デジ/衛星放送チューナー「PT1」がアキバに登場し、予約分だけでほぼ完売。三月兎2号店は5枚の在庫を残しており、「無謀」と評されながらも深夜販売を決行した。結果は……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.