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これが、プロのための“ホンモノ”のPC──第3世代「Let’snote」が込めたメッセージNetbookで、仕事できますか?(2/3 ページ)

パナソニックが、Windows 7搭載の「第3世代」新Let'snoteを発表。16時間駆動バッテリーや標準電圧版CPU、モバイルWiMAXを標準搭載し、「これこそが、“モバイルPCの本質を見極めたPC”」と自信を見せる製品に、どんな意味を込められているのか。

標準電圧版のCPUを「搭載した」理由

 従来のLet'snote W/Tシリーズはボディ重量やバッテリー駆動時間にとりわけ定評があったが、これには、低消費電力性能や低発熱性に貢献する超低電圧版CPUの採用が大きく寄与していた。一方、今回のLet'snote S/Nシリーズが採用する標準電圧版のCPUは、今まで採用していた超低電圧版CPUと比べて発熱量が約2.5倍にも上るという。

超低電圧版CPUを搭載する従来の同等シリーズと比べ、標準電圧版CPUの採用により、かなりの処理速度向上が期待できる(ベンチマークテストでは約1.7倍高速という値だったという)。Core 2 Duo P8700(2.53GHz)を搭載するS8店頭モデルのWindows 7エクスペリエンスインデックスの結果はこちらのとおり(右)

 ただ、処理速度は高速だ。業務で使用するメインPCと想定すると、大量のWebサイトやオフィスデータを開くのはもちろん、バックグラウンドでウイルスチェックや暗号化処理も施すなど、これらをストレスなく同時処理できる性能が求められる。動作クロック2.53GHzのCore 2 Duo P8700を採用する今回のLet'snote S8は、超低電圧版のCore 2 Duo SU9400(動作クロック1.4GHz)を採用した従来モデルのLet'snote W8より約1.7倍高速だという。「速さは絶対的なユーザビリティになる。遅いPC、使いたいですか?」(説明員)

 処理速度と発熱量(やバッテリー駆動時間)──この相反する特徴の両立は、高効率の放熱部材を用いた冷却システムや電源回路を軸にした新設計のデバイスで実現した。冷却システムにおいては、従来のLetsnote F8シリーズと比較してファンの直径を42ミリから29ミリに小口径化しつつ、厚みで風量を確保する仕組みを採用したという。

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ファンの口径を約30%縮小しつつ、発熱量の多い標準電圧版CPUを駆動できる冷却システムを新たに開発した。中がS8、右がF8(従来機)のマザーボード

業界最大「16時間駆動の標準バッテリー」

16時間駆動のバッテリーは、「バッテリー切れ」や「ACアダプタをわざわざ携帯しなければならない」という心配や不満から解放する意味も込められている

 世界最長(標準バッテリー装着のHDD搭載ノートPCにおいて、2009年9月29日現在)の長時間動作を実現する約16時間駆動バッテリーも大きなポイントだ。モバイルPCユーザーにとって、ノートPCをモバイル環境で使用する際に感じるストレスの要因に「バッテリー切れ」が多くを占める。同社の調査によると、バッテリー切れが心配で落ち着かない/バッテリーがフル充電されていないと心配──という“充電症候群”なる症状の人も存在するとし、その心配を解消するためにACアダプタも携帯するシーンは多々あるという。

 この16時間駆動する標準バッテリーにより、モバイルPCユーザーの心配の多くはかなり軽減する。7.2V/12.4Ahの容量を持つ重量約410グラムの標準バッテリーは、他社のノートPCで用意する大容量バッテリークラスのものに相当するが、“標準バッテリー”なのでボディ底面にすっぽり収納され、出っ張らない。このほか、約250グラムの軽量バッテリーもオプションで用意する。なお、軽量バッテリー搭載時も設置スタイルに変化はなく(バッテリーケースの形状は同一)、約8時間のバッテリー駆動を実現する。

 2009年9月現在はモバイルWiMAXや3G定額データ通信など、より高速に「いつでもどこでも」インターネット接続できる環境が整いつつある。バッテリー駆動時間の大幅延長は、無線LAN+モバイルWiMAXのコンボモジュール(Intel WiMAX/WiFi Link 5150)を標準で搭載することを軸に、モバイル環境における長時間駆動へのニーズがさらに高まると想定した対処でもあるという。

標準バッテリーは、7.2V/12.4Ahで重量約410グラム。約8時間駆動で250グラムの同形状軽量バッテリーもオプションで用意する

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