第2回 「モバイルデータ通信、どれを選べばいい?」と思う人に、私がアドバイスしたいこと(前編):本田雅一のハイスピード・ワイヤレス・チャンネル(2/2 ページ)
モバイルインターネット環境がより高速に、快適に使えるようになってきた半面、さまざまなサービスや料金プランが混在するので「どれが自分に向いている」か絞りにくい。どうすればよいか、どれを選べばよいかを実体験とともに解説する。
自宅の主回線としても使えるモバイルWiMAX
ましてやネット生活のほとんどが自宅以外という忙しい人ならば、自宅に高速な固定回線を引くよりも、高速なワイヤレスインターネットサービスを色々な場所で受けた方が、得られる利点は大きい。UQコミュニケーションズの提供するモバイルWiMAXサービスは、自宅用の主回線としても十分に使えるパフォーマンスがあるということだ。
しかも月額の利用料金は光回線と比べても安価だ。屋内ではWiMAXルータを常設してインターネットに接続し、出先では同じアカウント・契約にモバイルWiMAX内蔵PCやモバイルWiMAXルータ(WiMAX Speed Wi-Fi)などの機器を追加して使うだろう。何しろ追加機器の登録は1台あたり毎月200円と信じられないほど安い。
さらに1人暮らしで自分しかインターネットを使わないのであれば、最初からモバイルWiMAXを主回線としておき、そのままWiMAXルータを外に持ち出してもいい。そうすれば1台で家の中でも外でも使え、追加機器の料金も不要。毎月3880円の料金(UQ WiMAX/UQ Flat 年間パスポートの場合)だけですべての用が足りてしまう。もし、WiMAX内蔵パソコンを導入したのであれば、そのときに「WiMAX機器追加オプション」で機器を追加登録すればいいだけだ(1契約あたり最大2台まで、最初の登録機器とあわせて最大3台まで登録が可能)。
なお、2010年11月16日にWiMAX機器追加オプションの機能が拡張され、機器ごとに接続優先度を設定できるようになった。接続の順番に関係なく優先的に接続させる機器を選択できるようになるので、複数台のWiMAX機器を使い分けたい場合は利便性がより向上するだろう。
同じようなことを3G携帯電話の回線を使っているサービスでやろうと思うと、そうとうパフォーマンスの面で我慢を強いられる。3G回線は最大数Mbpsの速度が出るとされるが、実際の速度感はモバイルWiMAXとは大きく異なる。自宅用の主回線としても使えるモバイルインターネット回線を選ぶなら、比較する必要もなくモバイルWiMAXで決まり! と言い切ってしまおう。
もう1つは、自宅には固定インターネット回線を引いているが、プラスアルファで出先でのインターネットアクセス回線を確保したいという人だ。こちらは次回、私自身の利用シーンとともにじっくり解説する。
提供:UQコミュニケーションズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年11月30日
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