レビュー

iPhone対応ミニプロジェクター「Joybee GP2」を寝ながら使う布団でぬくぬく、もふもふ動画を(2/3 ページ)

“惰眠”ファンであれば一度はやってみたい、夢の「寝ながら動画」環境。ベンキューのミニプロジェクター「Joybee GP2」でそれを実践してみた。

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入力インタフェースがかなり豊富、iPadもPCも、AV機器も大丈夫

iPhoneを差すだけでこのように投影できる(写真はオプションバッテリーも装着し、AC電源レスで実動している)

 GP2は、本体にDockコネクタを内蔵し、iPhone/iPod touchを直差しで活用できるのが物欲ポイントの1つだ。Dockコネクタへの装着で給電しながら使えるので、バッテリー消費量の多い動画再生も安心だ。

 このほか、Mini HDMI入力、USB 2.0(Standard-A)、Mini USB、SDメモリーカードスロット、オーディオ入出力×各1(3.5ミリステレオピンジャック)、アナログRGB入力(外部接続端子経由)、アナログRCA入力(外部接続端子経由)でも利用可能。iPhoneのほか、PC、スマートフォン、タブレット、AVプレーヤー/レコーダーなど、本機とともに手軽に使いたいと思う機器はおおむね接続できるだろう。本機のDockコネクタにはサイズの都合で直接差せないiPadも、Apple Digital AVアダプタ(などiPad対応HDMI出力ないし映像出力アダプタ)を使えば難なく接続できる。

変換ケーブル経由経由でアナログRGBやRCA入力もサポートする

 もう1つ、本体には約1.3Gバイト分利用できる内蔵ストレージ(搭載容量は2Gバイト)もある。よくあるネットワークメディアプレーヤー風に動作するモードを備え、動画データをコピーすることで、あるいはUSBメモリやSDメモリーカード、USB外付けHDDを接続することで本機単体でも再生できてしまう。

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 再生可能な映像データはH.263/Xvid/Motion JPEGコーデックのAVI・MOVファイル、H.263/XvidのMP4・3GP・3GP2ファイル、Flash Video(FLV)など。こちらは“もう一声”という感じだが、これ以外にもMP3やm4aなどの音楽ファイル、JPGやPNGなどの画像ファイル、Word/Excel/PowerPoint/PDFといったオフィスファイルの単体再生をサポートする。ビジネスシーンでは、この機能と付属するリモコンを使い、単体でプレゼンテーションを行う使い方もなかなか便利そうだ。

本体に重ねて装着できる専用バッテリー「GPB-01」もオプションに用意する

 なお、自宅での「寝ながら」用途にはあまり関係ないが、専用バッテリー「GPB-01」もオプションとして用意する。本体と重ねてスマートに装着でき、100ルーメン表示時で約3時間(200ルーメンで約1時間)のバッテリー動作が可能という。

 こちらは会議や出先、アウトドア、複数人でわいわい視聴する歓送迎会や結婚式など、電源のない・使えない場所でも利用可能。こういった“一般的に便利そうなシーン”もしっかり対応できるのはうれしいところである。

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