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AMD、“Jaguar”コア採用のサーバ向けAPU「Opteron X」を発表TDP 11ワット

AMDは「Kyoto」の開発コード名で知られるサーバ向けCPU/APU「AMD Opteron X」シリーズを発表した。上位モデルの「X2150」はGCN世代のGPUコアを内蔵する。

 米AMDは5月29日、サーバ向けプロセッサとして「AMD Opteron X」(Kyoto:開発コード名)を発表した。ラインアップは「X1150」と「X2150」の2モデル。後者はGCN世代のGPUコア(Radeon HD 8000)を統合しているのが大きな違いだ。

 CPUコアは共通で4つのJaguarコアを搭載。動作クロックはX1150が1.0~2GHz(TDPは9~17ワット)、X2150が1.1~1.9GHz(TDPは11~22ワット)で、2次キャッシュはともに2Mバイトになる。なお、同社はIntelのAtom(Atom S1260)と比較して、処理性能や電力効率、2倍のコア、2次キャッシュ容量、最大4倍(32Gバイト)のDRAM容量などを優位点としてアピールしている。

 実売価格は、1000個単位の参考価格で、AMD Opteron X1150が64ドル、AMD Opteron X2150が99ドル。第3四半期以降より法人向けに出荷する。

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