「1GPUでとことんまで目指すならコレ」――「N780GTX Lightning」がとにかく高評価:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
OC向けに強化されたGeForce GTX 780カード「N780GTX Lightning」や、マイクロソフトの新デザイン入力デバイス、9.5ミリ厚用スペーサー入りインテル新SSDなど、今週の目玉は多彩だ。
グラフィックスも電源ユニットもハイエンドモデルが人気!
グラフィックスカードは、GeGorce GTX 770/760搭載カードにも高付加価値モデルが登場している。GTX 770カードの注目株はエルザの「GeForce GTX 770 HYBRID」だ。12センチファンを搭載するラジエーター兼ポンプを備える水冷ハイブリッドタイプのクーラーを採用しており、7万4000円弱で出回っている。TSUKUMO eX.は「よく冷えるうえに信頼性も抜群です。この価格ならGTX 780カードの選択肢も出てきますが、そこはやはりエルザ製ということで、待っていた人はいるでしょう」と話していた。
GTX 760の注目モデルはMSIの「N760GTX HAWK」だ。オリジナル2連ファン「Twin Frozr IV Advanced」を採用したオーバークロックモデルで、標準コアクロックはリファレンスより131MHz高い1111MHzとなっている。GPU Boostは最大1176MHzだ。GDDR5メモリを2Gバイト搭載し、価格は4万円弱となる。「4万円以内で最強というと候補に挙がってきます。FF14特需もあってGTX 760は売れ筋の中心にあるので、このモデルもヒットするでしょう」(TSUKUMO eX.)。
電源ユニットもハイエンドモデルが話題を集めている。ENERMAXの定格1200ワット電源「REVOLUTION87+ ERV1200EWT-G」で、価格は3万3000円弱だ。この製品は80 PLUS GOLD認証を取得したプラグインタイプのATX電源だ。ドスパラ パーツ館は「GTX 770/780などのハイエンドカードを複数枚差しする向けの電源ですね。SLIやCrissFireXで最上級を目指すなら、ENERMAXの信頼性の高さもあるのでおすすめです」という。
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