「Surface 2」発売、アキバの反応は?:古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)
Windows 8.1登場から1週間で、MS純正端末「Surface 2/Pro 2」がアキバに登場。さて、その反響は……?
「併売のSurfaceより関心が持たれているのは確か」
先週末、マイクロソフトの「Surface 2/Pro 2」が複数のショップの店頭に並んだ。それぞれSSDの容量別に2タイプ用意しており、Windows 8.1 Proを搭載したSurface Pro 2は、256Gバイトモデルが13万円弱、128Gバイトモデルが10万円弱で出回っている。Windows RT 8.1搭載のSurface 2は64Gバイトモデルが5万5000円弱、32Gバイトモデルが4万5000円弱だ。Surface Pro 2は512Gバイトモデルもラインアップしているが、発売は2013年11月1日ということで、取材時には取り扱いを確認できなかった。
どちらも初代Surfaceの後継という位置づけで、ともに10.6型のフルHD液晶を採用している。OSのバージョンがWindows 8 Pro/RTからWindows 8.1 Pro/RT 8.1にアップしているほか、CPUを強化してボディを若干スリムにするなどの強化を図っている。
街全体の反響は上々で、展示機の周囲に人が集まる光景をよく目にした。ただし、まだ売れ行きは不透明な様子。
TSUKUMO eX.は「まだ様子見という感じで、モノや価格をチェックする方がほとんどですが、その数が予想以上に多い印象です。潜在的な購入層はかなり多そうですね。様子見が終わったあとにどう転ぶか……と少し期待しています」と話していた。2モデルを比べると、上位のSurface Pro 2に注目するユーザーのほうが多いようだ。
なお、初代Surfaceも併売されており、現品特価も含めて32Gバイトモデルが4万円切り、64Gバイトモデルが5万円切りするショップがいくつかみられたが、そこまで大きな反響はないようだ。
某ショップは「初代Surfaceはアキバに来る層とちょっとズレているところがあるので、多少安くなってもそこまで目立った売れ方はしないと思います。まあ、新型はRTのほうも性能がかなり上がっているみたいなので、そちらがヒットしてくれれば」と素っ気なく語った。
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