ニュース

胸ポケットに収まるPC「ZBOX P」シリーズがアキバで話題古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

スマホと同程度の大きさのマシン「ZBOX P」シリーズが売り出され、各ショップで展示機に注目が集まっている。NUCなどの超小型ベアボーンの先を行く超々小型マシンのブームは来るのか!?

Thermalrightから大型ファンレスクーラーや小型クーラーが登場

 ThermalrightからはCPUクーラーが複数登場している。ファンレスのまま使える大型フィン搭載の「Macho Zero」と、14センチファン搭載のサイドフロー型「TRUE Spirit 140 Power」、9センチファン搭載のスリムなサイドフロー型「TRUE Spirit 90M Rev.A」の3種類で、価格は順に1万円前後と7500円前後、4000円弱となる。

Thermalright「TRUE Spirit 90M Rev.A」と「TRUE Spirit 140 Power」、「Macho Zero」

 いくつかのショップで評価を聞いたところ、3モデルのうち、好評だったのは大型のMacho Zeroと小型のTRUE Spirit 90M Rev.Aだった。オリオスペックは「Thermalrightは高品質なヒートシンクをたくさん作ってきたので、多少高価でもMacho Zeroの評価を揺るぎないでしょう。一方で、同社にしては珍しくコンパクトなTRUE Spirit 90M Rev.Aも注目されると思います。最近はCPUクーラーのトレンド自体が、冷却性重視の大型タイプと、mini-ITXケースなどでも使える小型タイプに二極化していいますからね」と解説する。

 中間のTRUE Spirit 140 Powerもモノとしての品質を認めるコメントはいくつかあったが、ヒットを期待する声は聞かなかった。某店のクーラー担当者曰く、「この大きさのクーラーはサイズの4000~5000円の製品で固定化しているので、余程の強みがないと割って入れないと思います」とのことだ。

advertisement
TRUE Spirit 90M Rev.Aの実機(写真=左)。Macho Zeroの実機。フィンが黒にコーティングされている(写真=右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.