連結可能なキューブ型ケースが近日登場！：古田雄介のアキバPickUp！（3/4 ページ）

シーゲイトから600Gバイトの2.5インチSAS HDDと、NAS向けの6Tバイト3.5インチHDDがデビュー

　ストレージ関連では、シーゲイトがいくつか話題性の高い新製品を投入している。まずは2.5インチサイズのSAS HDD「ST600MP0005」。「Enterprise Performance 15K HDD」シリーズの最大容量となる600Gバイトモデルで、価格は7万5000円前後となる。

　パソコンSHOPアークは「2.5インチのSAS HDDとしては久々の新製品ですね。SASが使える環境は限られますが、最大12Gbpsの速度を求める人は個人でもいますし、最大容量で小さくて速いというところにニーズがあれば」と話していた。

　残りは、3.5インチサイズのSATA 3.0モデル「ST6000VN0001」と「ST3000VN0001」だ。いずれも信頼性の高いNAS向けシリーズ「Enterprise NAS HDD」に属するモデルで、容量は6Tバイトと3Tバイトとなる。価格は順に5万5000円弱と2万4000円弱。「ウェスタンデジタルの『WD Red』やHGSTの『Deskstar NAS』のライバル的な位置づけですね。最近はNAS向けモデルも各社買いやすくなっていますし、普及しているのでいい選択肢になればと期待しています」（同店）

　また、東芝からは読み書きとも200Mバイト／秒を超える高速なUSBメモリも登場している。「Trans Memory-EX II V3OS2-64GB-GT」で、価格は6500円前後。リード最大222Mバイト／秒、ライト最大205Mバイト／秒の速度を誇り、容量は64Gバイトとなる。なお、同時に登場した32Gバイトの下位モデル「V3OS2-32GB-GT」は、ライト速度のみ最大130Mバイト／秒に落ちる。こちらの価格は4000円前後だ。

　入荷したパソコンハウス東映は「海外向けの逆輸入モデルです。読み書きともに速いUSBメモリを探している人にはおすすめですよ」とプッシュしていた。