レビュー

NVIDIA最高級GPU「GeForce GTX TITAN X」の“150%”な実力を試すいま手にできる最強のパフォーマンスを楽しむ(2/3 ページ)

NVIDIAがMaxwell世代のシングルGPUで最上位モデルとなる「GeForce GTX TITAN X」を発表した。GeForce GTX 980を超える最強Maxwellの実力を検証しよう。

グラフィックスカードのリファレンスデザイン外装がブラックに

 GeForce GTX TITAN Xを搭載したグラフィックスカードのリファレンスデザインは、従来のGeForce GTX TITANシリーズや、GeForce GTX 980のリファレンスデザインと外見的にはよく似ている。外装がシルバーからブラックに切り替わった点で見分けが付くが、GeForce GTX TITAN Blackという「ブラック」と間違えやすいGPUもあるので、TITAN Blackから換装するような場合には、取り間違いに注意しよう。

GeForce GTX TITAN Xのリファレンスデザインクーラーユニットは、外装がブラックになったものの、基本的に従来のNVIDIAリファレンスデザインを踏襲している。また、裏面の基板も、従来のTITANとほとんど同じレイアウトであるように見える

 GeForce GTX TITAN、TITAN Black、GTX 980、そして、TITAN Xを並べて比較をしてみると、TITANシリーズは共通して外装の刻印が「TITAN」、GeForce GTX 980は「GTX 980」となっていた。TITANシリーズの見分け方としては、GeForce GTX TITANはTITANの刻印がシルバー、TITAN Blackは同刻印がブラック、TITAN Xは外装がブラックといった具合だ。

左から、GeForce GTX TITAN X、TITAN Black、TITAN、GTX 980の順

 映像出力インタフェースは、3基のDisplayPortにHDMI、DVIとなる。このあたりはGeForce GTX 980や従来のTITANシリーズと同様だ。ほかには、SLI用のコネクタが2基、補助電源コネクタは8ピン+6ピンの構成だ。

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GeForce GTX TITAN Xの各部。映像出力インタフェースやSLIコネクタに変更はなく、補助電源コネクタは8+6ピンだ

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