「OS X El Capitan」で何ができるの? アップルが解説ページを公開:週末アップルPickUp!
「ライブ変換」は賛否両論。
アップルは10月1日、最新OS X「El Capitan」を正式リリースしました。Mac App Storeから無料でダウンロードできますが、ファイル容量が6.08Gバイトもあるので、これからアップグレードするユーザーはあらかじめ空き容量を確保しておく必要があります。
対応機種は以下の通りですが、すべての機能を使えるのは2012年以降のモデルのみ。
- MacBook(Early 2015)
- MacBook(Late 2008アルミニウム製、またはEarly 2009以降)
- MacBook Pro(Mid/Late 2007以降)
- MacBook Air(Late 2008以降)
- Mac mini(Early 2009以降)
- iMac(Mid 2007以降)
- Mac Pro(Early 2008以降)
- Xserve(Early 2009)
HandoffやInstant Hostspot、AirDrop、Metalによるグラフィックスパフォーマンスの向上などを体感したかったら、2011年以前の機種を使うユーザーは買い替えを検討する頃合いです。
今回のバージョンは、これまでのOS X 「Yosemite」をベースにした、Macの体験の向上とパフォーマンスの向上がうたわれています。具体的にはどんなことができるようになるのでしょうか?
アップルは「OS X El Capitanでの進化」ページを公開し、進化した機能を細かく説明しています。今回はその中から注目の新機能をピックアップ!
「ライブ変換」が賛否両論
SNSなどでは、入力した日本語文字を自動的にリアルタイム変換していく「ライブ変換」が話題になっています。今までは単語をタイプしスペースキーで変換する方法が主流でしたが、ライブ変換ではテキストを入力すると、ひらがなの文字列が勝手に変換されていきます。
twitterでは「ライブ変換すごい」「めっちゃ便利」と絶賛する声があがる一方、「気持ち悪い」「慣れない」ととまどう人も多数。スペースキーを押さずとも変換されていくため、ついスペースを空振り入力してしまう人もいるようです。
日本語機能に関して、公式ページでは他にも「4つの新フォントの追加」「変換エンジンの改良」「語彙(ごい)の増加」などが挙げられています。
iPad版iOS 9の「Split View」がMacにも登場
iOS 9のiPadで画面を2分割する「Split View」機能が搭載されたのに続き、OS X El Capitanでも同じ機能が使えるようになりました。
例えば、メッセージで友だちと夕食の予定を立てながら、マップでレストランを探したり、Pagesで書類を作成しながら、Safariで資料を検索するといった使い方ができます。今までウインドウのサイズを毎回調整して2つ並べていた人にとっては、特に待ち望んでいた機能かもしれませんね。Split ViewでMacの大画面を最大限に活用したい!
ほかにも、マウスカーソルを見失ったときに前後左右に振ると、ポインタが大きくなって見つけやすくなったり、Spotlightで天気やスポーツなどより検索できる項目が増えたりと、作業の効率化が進む新機能が目白押し。環境によってインストールには時間がかかるので、週末の休みを使ってEl Capitanにアップグレードしてみてはいかがでしょうか。
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