調査リポート

SNSの「子ども写真」、賛否分かれる結果に

 Twitterの投票機能を使ってネットのマジョリティー(多数派)を調査する本企画。第9回目のお題は「SNSに子どもの写真を投稿! あり?なし?」で、総投票数は186票でした。たくさんの投票とご意見ありがとうございました。

 結果は「なし」が40%、「公開範囲を限定すればあり」が38%、「あり」が14%で、条件付きですがあり派が計52%となりました。残りの「その他」が8%で、中には「子どもが2歳くらいまでならあり」と年齢が低いうちは「あり」と考える人もいました。

 ネトマジョ調査班の周りでも「他人の子どもの写真には抵抗があったのに、自分が投稿するとなると慣れてしまい、リスク管理ができなくなった」「自分の家庭が嫌でも他の親御さんが勝手にSNSに投稿してしまう」など、各家庭における考え方や対応もさまざまであることが分かりました。

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 子どもの写真をSNSに投稿するメリットとして、「アルバム代わりになるから便利」「知人や遠方の親族に成長報告ができる」などの意見がありましたが、逆に「将来子どもが写真を見てどう思うか?」「個人が特定されて誘拐されやすくなるのでは」などリスクを指摘する声もありました。

 「我が子との幸せを共有したい!」と考える親御さんもいれば「うちの子の写真はちょっと……」と思う親御さんもいるため、少なくとも他人の子どもの写真を投稿するときは相手に許可を取るなど、慎重に行動した方が良さそうです。

 次回も気になるテーマでTwitter投票を実施するので、お楽しみに!

「ネットのマジョリティー」(ネトマジョ)とは

ITやネットにまつわる気になる話題を見つけてどんどん調査していく連載。調査の一環としてTwitterなどで読者アンケートを実施し、世間の声を拾っていきます。

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