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ネット死語:いつでもどこでもネットがつながる「ユビキタス」

 「ユビキタス」はいつでもどこでもインターネットの情報ネットワークに接続できるという意味のIT用語です。ラテン語の「いたるところに存在する」が語源になります。「ユビキタスネットワーク(ubiquitous network)」という言葉が省略されて定着したようです。

 ユビキタスが頻繁に使われた2006年頃は、今のように1人1台以上スマホやタブレット、PCなどのIT機器がなかった時代です。インターネットといえば大きくて重いデスクトップPCが主流で、ネット通信ができる端末を持ち歩くという概念はあまりありませんでした。多くの人がスマホを持ち歩く現代では、いつでもどこでもネットができるのはもう当たり前ですよね。

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