レビュー

Synologyが放つ最新鋭NAS「DiskStation DS216+」実力診断最新OS「DSM 6.0」でいち早く試す(5/5 ページ)

2015年に国内NAS市場へ本格参入して以来、着実にその存在感を増している新興メーカーのSynology。その最新モデル「DiskStation DS216+」と最新OS「DSM 6.0」をいち早くチェックした。

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ほかにもハイエンドモデルらしい数々の機能を搭載

 以上、新OSであるDSM 6.0の機能に沿って特徴を紹介したが、本製品の型番の末尾についている「+」は、同社製品のラインアップの中ではハイエンドモデルにのみつけられる記号ということで、ここまで紹介してきた以外にも、ハードウェアによって実現している機能が多い。

 例えば、本体前面に装備されたUSBコピーボタンは、USBメモリやメモリカード、デジカメなどをその隣にあるUSBポートに接続することで、指定したフォルダにデータを自動的にコピーしてくれる。画面上で操作しなくてもボタン1つでコピーが行えるので、接続するストレージ内のデータを世代バックアップするなど、さまざまな用途に活躍してくれることだろう。

本体前面のUSBポートに機器を接続してボタンを押すことで、データをNASにコピーできる
本製品はこれ以外にも背面にUSBポートが2基、さらにeSATAポートも搭載しており、拡張性は高い

 またフロントLEDの輝度調節にも対応しており、寝室などに設置してもまぶしすぎないよう、コントロールが行える。本製品はビジネスユースだけでなくパワーユーザを中心とした個人ユーザをもターゲットにした製品であり、それゆえ一般家庭に設置されることも多いと考えられるが、自室に設置してそこで就寝する場合、24時間運転のNASでは、その運転音よりも、LEDの輝度が気になることも珍しくない。こうした場合に輝度をコントロールできるきめ細かな機能は、確実にプラスになることだろう。

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本体正面のLEDの輝度はコントロールパネルから4段階で調整できる。ホームユースで寝室などに本製品を設置する際には重宝するだろう
このほか、最新のファイルフォーマット「Btrfs」(B-tree file system)に対応し、ファイルの世代バックアップやスナップショットの取得時にもファイルサイズを最小限に抑えられる

 以上のように、最新OSであるDSM 6.0を搭載した「DS216+」は、ハード面、さらにOSが実現する各機能についても、随所にハイエンドモデルらしさが見え隠れしている。上位にラインアップされる法人向けモデルに比べると、LANケーブルを2本束ねて2倍の速度でデータを転送できるリンクアグリゲーションに対応しないなどの違いはあるが、これだけの製品が実売5万円で買えるとなれば納得だろう。NASの新規購入および買い替えを考えているのであれば、ぜひ候補に含めるべき製品といえる。

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