連載
黒歴史! 格闘ゲームが好きすぎて家にあるものでコスプレした思い出
新たな格闘ゲームの登場に歓喜した90年代。思春期の衝動がまさかの方向に。
ライター:斎藤充博
インターネットが大好きで、ウェブ記事を書くことがどうしてもやめられない指圧師です。「下北沢ふしぎ指圧」を運営中。
連載:コンピュータ・メモリーズ
1982年生まれの筆者が、人生を通じて出会ってきたガジェットの超個人的な思い出をマンガで振り返ります。
あの頃、ゲーム大好きだった僕たちが歓喜したのは「格闘ゲーム」の登場でした。対戦相手はコンピュータでなくて、いつも遊んでいる友達です。思春期に誰もがかすかに持っている暴力へのあこがれを発散させる手段でもありました。
今でこそ中学生がゲームのコスプレしていても不思議ではありませんが、90年代はまだまだコスプレ文化など浸透しておらず、かなり勇気のある行動だったと思います。友達が家にあるもので2人分のコスプレを何とかしてくれたのも素晴らしい。
しかし、特に反応がなかったので、1回こっきりで辞めちゃいました。この方面にハマっていたら今頃もっとクオリティーの高いコスプレをやっていたりしたんでしょうかね……。
advertisement
完全な黒歴史なんですが、時がたつとそんな記憶もいとおしくなってきますね。
関連記事
ファミコン中に「死ぬ」って言ったら怒られるのは全然納得いかなかった
ゲームの話とは言え、死ぬとか殺すとか言うたびに怒られていました。パソコンが家に来た日
子供の頃、欲しかったのに買ってもらえなかったもの。あれほど熱中していたのに、今は世の中から消えてしまったもの。1982年生まれの筆者が、人生を通じて出会ってきたガジェットの超個人的な思い出をマンガで振り返ります。「1万6000円のマウス」より「十字キー」が欲しかったあの頃
世はファミコン全盛期。「十字キー」に興奮した斎藤少年でしたが、お父さんが買ってきてくれたのは――。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.