Coffee Lake世代のCore i5が2月にかけてじわじわ買いやすく:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
11月の登場以来品薄傾向が続いているCore i7-8700、i5-8600K、i5-8400だが、ここに来てじわじわと店頭在庫が増えてきている。まだ潤沢とはいえないものの、確実に買いやすくなってきた。
第7世代Core i7を搭載したBRIX&ファンレス仕様のZBOX Nanoが店頭に並ぶ
小型ベアボーンの新製品も複数登場している。
GIGABYTEから登場したのは「BRIXs GB-BKi7HT2-7500」。第7世代(Kaby Lake)のCore i7-7500Uを搭載したモデルで、税込み価格は8万4000円前後となる。フロントに4基のUSB 3.0(うち2基はType-C)と、背面に1基のUSB 3.1/Thunderbolt 3(Type-C)を備えており、miniDP(1.2)とHDMI(2.0)端子もそろえる。メモリスロットはDDR4-SO-DIMMが2基あり、ストレージはM.2(Type2280)と2.5インチベイを各1基用意する。ともにSATA接続だ。
入荷したパソコンSHOPアークは「Thunderboltが使えるマシンを組みたいという人は一定数いるので、高価ながらも需要はあると思います。ハイスペックで外部インターフェイスも十分な小型マシンが欲しい人にお勧めですね」と話していた。
ZOTACからは、第7世代のCore i3-7100Uを搭載した「ZBOX CI527 Nano」が税込み6万円前後で売り出されている。USB 3.1(Type-C)を前後に各1基とUSB 3.0端子を計4基備え、miniDP(1.2)とHDMI(2.0)端子も揃える。メモリスロットはDDR4-SO-DIMMが2基あり、ストレージは2.5インチSATAドライブが1基組み込める仕様だ。
「こちらはファンレス仕様となりますね。そこそこの性能で外部インタフェースが多めの小型マシンを欲しい人にはちょうどいいかもしれません」(同店)と話していた。
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