その全てがプレミアム――この冬買いたいノートPCは「HUAWEI MateBook X Pro」（2/3 ページ）

ビジネスもエンタメもストレスのない高性能

　PCとしての基本スペックも魅力的だ。CPUはインテル第8世代インテル^® Core^™ i5-8250U プロセッサーを採用。この世代は、前世代から物理コアを増やして大きくパワーアップしている。

　今回の評価機は、ミドルレンジのCore i5-8250Uを搭載しているが、それでも前世代のCore i7を大きく上回る性能を持つ。ストレージにも高速なSSDを搭載しており、ビジネスをスピーディーにこなせるのはもちろん、写真や動画の編集まで、幅広い用途で活躍できる。

　実際の動作もキビキビとしていて、アプリケーションの起動や操作、Webブラウズなどが快適に行えた。これはPCI Express（NVMe）対応の最新SSDを採用している点が特に大きい。薄型モバイルノートながら、ビジネスからエンターテインメントまで快適にこなせる高いパフォーマンスは魅力だ。

　日本語配列のキーボードはゆとりのあるフルサイズ。剛性もしっかりしており、快適なタイピングが可能だ。バックライトも搭載しており、消灯後の飛行機の中などでもストレスなく使うことができる。防滴仕様でもあり、飲み物の容器につく水滴などを気にせず使えるのはありがたい。

　キーボードの手前には、大型クリックパッドを搭載。ガラスコーティングにより滑らかな操作感を実現しており、ズームやスクロールなどのジェスチャー機能も快適に使える。

　キーボードの最上列には、ポップアップ式のWebカメラを内蔵している。HUAWEI MateBook X Proはフレームレスデザインのため、通常のノートPCのように画面の上に搭載できないための工夫だ。

　別途カメラを用意することなくビデオチャット、ビデオ会議ができる。ノイズキャンセリング対応のクアッドマイクを搭載しており、クリアな音声を相手に届けられるのもポイントだ。

　身軽に持ち運べるPCに欠かせないのがセキュリティ。PC電源ボタンに指紋センサーを内蔵し、セキュリティを確保しつつ、パスワードやPINの入力なしにスピーディーにログインできる。ちょっとした待ち時間、隙間時間に資料やメールをチェックをしたいなど、セキュリティとスピード、両方が求められるビジネス用途にも最適だ。

　特筆できるのが、指紋センサーの認識精度の良さと認識の速さ。一度指紋を登録してしまえば、意識することなくセキュアかつスピーディーなログインができる。このあたりはスマートフォンでの開発ノウハウが生かされていると強く感じる部分だ。

　ボディー左側面にUSB Type-Cポートを2基装備。どちらも充電にもデータ転送にも使える。そのうちの1基はThunderbolt 3に対応しており、ディスプレイ出力やより高速なデータ転送（最大40Gbps）が可能。高速ストレージやGPUボックスといったThunderbolt 3対応の周辺機器も活用できる。右側面にはUSB Type-Aも装備しており、従来の周辺機器も変換アダプターなしで利用できる。

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アイティメディア営業企画／制作：ITmedia PC USER 編集部／掲載内容有効期限：2018年12月31日