高性能と高機能を両立 これぞゲーミングPCの王道「G-Tune15周年記念モデル」実力検証(3/3 ページ)
2019年1月28日で15周年を迎えたマウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」。それを記念して高い性能と機能を兼ね備えたモデルが登場した。注目の「NEXTGEAR i690PA4-SP」を見ていこう。
ゲームの世代を問わず満喫できる3D描画性能を備える
ここからは、3D描画性能のベンチマークテストである3DMarkのスコアを掲載する。DirectX 11ベースの最も定番的なテストであるFire Strikeでは、2万を大きく超えるスコアを記録した。DirectX 12ベースのTime Spyでも1万に迫るハイスコアと、いずれも及第点の基準である「5000」をはるかに上回る。
最新のDirectX Raytracing・リアルタイムレイトレーシング対応のPort Royalも含め、いずれもGeForce RTX 2080搭載機として水準クラスのスコアが出ており、GPUの性能もキッチリ発揮できていることが分かる。
また、Port Royalでは、金属製の戦闘機や壁面に反射している像がカメラワークに合わせてゆっくり動くなど、リアルタイムレイトレーシングならではの美しいグラフィックスも堪能できる。
実際のゲームを使ったテストでも快適な性能を実証
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONは、GeForce RTXシリーズの新機能である「DLSS」が実装されたゲームタイトルだ。高画質設定ではかなり描画負荷が高いが、DLSS有効時は4K解像度で「とても快適」の評価を獲得した。高パフォーマンスと高画質を両立できるDLSSのメリットを実証する結果となっている。
また、FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマークでも、4K解像度の最高画質で快適にプレイできるスコアが出ている。
アサシン クリード オデッセイは、最新のオープンワールドのRPGだ。現行ゲームタイトルとしては最重量級といえる内容だが、フルHD解像度の最高品質で平均フレームレートは60fpsを上回る結果を示している。最低フレームレートはまれに40fps台に落ちることがあるものの、十分実用的にプレイ可能だろう。
レインボーシックス シージは、eスポーツ大会も行われている大人気FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)だ。描画負荷が低いタイトルだけに平均で300fpsという圧倒的なスコアをマークした。最低フレームレートも150fpsを上回っており、競技を想定した高リフレッシュレートでのプレイにも対応できるフレームレートが出ている。
将来性上々、満足度の高いゲーミングPC
上記のベンチマークテストで実証したように、NEXTGEAR i690PA4-SPは、重量級のゲームタイトルやVRコンテンツを快適に楽しめるパフォーマンスを備えている。
リアルタイムレイトレーシングやDLSSといった最新技術に対応し、先進のインタフェースも搭載するため将来性も上々だ。今後登場してくるゲームタイトルでは、さらに美しいグラフィックスで、あるいはさらに快適なパフォーマンスでプレイできそうだ。
直販価格は、評価機の標準構成で税込み28万584円となっている。一般的なPCとしては高価な部類に入るかもしれないが、この内容を考えればむしろ買い得だ。ビジネスやクリエイティブにおけるパフォーマンスも優秀で、インタフェースなども偏った仕様でないため、ゲーミングにプラスして、それ以外のさまざまな用途に活用したいというニーズにも応えられる。購入して後悔のない、満足感の高いゲーミングPCといえるだろう。
提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年4月29日
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