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「Synology Active Backup for Business」なら無償でビジネス用途でも的確にバックアップ(3/4 ページ)

ビジネスPCのバックアップは、費用面や管理面で課題も多い。しかし、Synology NASユーザーなら無償で使える「Synology Active Backup for Business」を使えば、その課題を解決できるかもしれない。

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ファイルサーバ:SMBもしくはrsyncで同期

 ファイルサーバのバックアップでは、Windowsベースのものだけでなく、Synology NASのようなLinuxベースのNASも想定されている。

 そのため、バックアップのためのプロトコルとしてWindowsのファイル共有プロトコルである「SMB」に加えて、Linuxで広く利用されているファイル同期プロトコルである「rsync」の両方をサポートしている。どちらも標準的なプロトコルで、機器を選ばず利用できることが特徴だ。


ファイルサーバのバックアップでは「SMB」「rsync」両方のプロトコルに対応。ちなみにNASキットでは両プロトコルに対応するものが多い

rsyncサーバに対しては、ssh経由でバックアップすることも可能だ

 ファイルサーバのバックアップは、先述のPCや物理的サーバに比べてシンプルだが、これは「障害対策目的のバックアップ」と割り切るべきだろう。操作ミスによる削除や上書きは、ファイルサーバに備わった「ボリュームシャドウコピー」や「ネットワークごみ箱」などでカバーできる。


ファイルサーバのバックアップ機能はシンプルだ

仮想マシン:VMwareハイパーバイザーを直接コントロール

 仮想マシン(VM)のバックアップは「VMware ESXi」「VMware vSphere」に対応。ハイパーバイザー(制御ソフトウェア)に直接アクセスして、そこで管理されているVMをバックアップできる。

 Active Backup for Businessの左メニューで「仮想マシン」を選び、右ペインに出てくる「VMware vSphereを管理」をクリックし、管理者権限での接続情報を登録すればVMの情報が表示される。


「VMware vSphereを管理」ボタンをクリックすると、接続情報を入力できる。管理者のIDとパスワードを入力しよう

ハイパーバイザーに接続できれば、その管理下にある仮想マシンの情報が表示される

 情報からバックアップしたいVMを選択して「タスクを作成」をクリックし、バックアップ先のNASを指定。その後バックアップするゲストを選択しよう。

 後の操作は、PCや物理的サーバのベアメタルバックアップ時と同様だ。


バックアップ先のフォルダ(NAS)を指定する

管理中のクラスタやVMの情報が表示されるので、バックアップを取りたいものを選択する。クラスタやVM側に「VMware Tools」が導入されていれば、バックアップ後にスクリプトを走らせることもできる

提供:Synology Inc.
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年6月12日

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