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最新Ryzenで税込み10万円を切る脅威のコスパを実現したMSIのビジネスモバイルPC「Modern 14 B4M」を試す(2/3 ページ)

エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)のビジネス向けノートPC「Modern 14 B4M」(Modern-14-B4MW-012JP)が熱い。AMDの新型プロセッサの搭載により、優れた性能と低価格を両立した本製品の実力をチェックしよう。

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実用十分のインタフェースを標準装備

 通信機能としては、Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)対応の無線LANとBluetooth 5.0を搭載する。さらに2基のUSB 2.0(Type-A)、USB 3.2 Gen1対応のUSB Type-C端子に加え、HDMIやmicroSDメモリーカードスロット(SDXC対応)も装備する。

 また、多機能拡張ドックが標準で付属しており、有線LANやSDメモリーカード/microSDメモリーカード、2基のUSB 3.0(Type-A)端子に加え、USB microB(電力補助用と思われる)を備える。

 テレワーク用途では、作業効率アップのために外付け液晶ディスプレイに接続して使うユーザーも増えている。このドックを使えば、在宅時は液晶ディスプレイや有線LANケーブルをUSB Type-C端子経由で接続し、いざ外出時はドックを外すだけで持ち出せるなどスムーズな運用が可能だ。


前面。中央部に指がかかりやすいくぼみがあり、トップカバーをスムーズに開くことができる

背面部はフラットなデザインになっている

左側面は奥側からDC入力、HDMI出力、USB Type-C(USB 3.2 Gen.1)、microSDメモリーカードスロット(SDXC対応)が並ぶ

右側面は2基のUSB 2.0(Type-A)とヘッドフォン/マイク兼用端子(ヘッドセット対応)がある

標準でUSB Type-C端子を備えた拡張ドックが付属する。有線LAN、SDメモリーカード/microSDメモリーカードスロット、USB 3.0(Type-A)など多彩な端子を利用できる

14型と大きめの画面、ゆったりサイズのキーボードを搭載

 14型液晶ディスプレイの画面解像度は、1920×1080ピクセルと標準的だ。表面はノングレア仕様のため外光や照明の映り込みがしにくく、長時間の作業でも目が疲れにくい。

 液晶ディスプレイ上部に、約92万画素のWebカメラとマイクを内蔵する。テレワークに必須のビデオ会議も追加投資なしに行うことができる。

 ゆとりのあるキーボードの採用もうれしいポイントだ。ボディーの横幅いっぱいまで使ってキーボードを配置しており、キーピッチは約19mmを確保している。Enterキーの右側にキーを配置している点は好みが分かれるところだが、縦長のキーを最小限に抑える工夫が施されている。

 キーストロークも、最近のモバイルノートPCとしては深めの約1.5mmを確保している。スイッチの感触も良好で、ストレスのない長文入力が可能だ。白色LEDのキーボードバックライトを搭載しており、消灯後の機内など暗い場所でもスマートに利用できる。


14型液晶ディスプレイは1920×1080ピクセルに対応する。表面は映り込みの少ないノングレア仕上げで、長時間の作業でも目の疲労を抑えることができる。画面の上にはWebカメラとマイクも内蔵する

液晶ディスプレイは180度まで開く。使用状況によって柔軟に角度を調整できる

ボディーの横幅をギリギリまで使うことで6列アイソレーションタイプのキーボードを搭載。キーサイズにはゆとりがある

便利なユーティリティー「Creator Center」を用意

 MSI独自のユーティリティー「Creator Center」がプリインストールされているのも見逃せない。このユーティリティーには、CPUの使用率などを表示する「ハードウェアモニタ」、バッテリーの寿命を伸ばす「バッテリーヘルス」の設定、ユーザーシナリオの選択などが行える。

 ユーザーシナリオは、性能と静音のバランスをとる標準の「Balanced」でも十分に静音だ。「High Performance」にするとファンが勢いよく回るかと思えば、意外にもそうではなく、CINEBENCH R20などを実行してもテスト後半になってようやく風切り音がはっきりしてくる程度で、High Performanceで常用しても特にストレスはなさそうだ。

 また、クリエイターモードとして、クリエイティブツールごとにCPUやGPUの利用優先度などをカスタマイズできる機能も備えている。動画をエンコードさせながら別の作業を行うなど、複数のアプリを同時に使う時などに便利な機能だろう。


MSI独自のユーティリティー「Creator Center」の画面。Creator Modeでは、クリエイティブツールごとにCPUやGPUの利用優先度などをカスタマイズできる

ユーザーシナリオは4種類用意されている。標準はBalancedだ。Ryzen 5 4500Uの電力効率が良いためか、High Performanceに切り替えてもそれほどうるさい印象はなかった

WindowsキーやWebカメラの無効化も指定できる

CPUやメモリなどの使用状況を示すハードウェアモニタ画面。温度や周波数を確認可能だ

バッテリーの劣化を防ぐバッテリヘルスオプションの設定や、残量ゲージのキャリブレーションなどができる

ドライバーのオンライン更新もここから行える

 最後に、ベンチマークテストで本機の実力を確認しよう。

提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2020年8月24日

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