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冷却ファンを省いて最長18時間の駆動を実現! 新型MacBook Airは税別10万4800円~

13.3型ディスプレイを採用したMacBook Airが、Apple M1チップを搭載して生まれ変わった。新たにファンレス仕様となり、高い性能と長時間駆動を両立させた。

 Appleは11月10日(現地時間)、薄型ノートPC「MacBook Air」を新SoC「Apple M1」搭載モデルに切り替えた。発売は11月17日からで、既に注文を受け付けている。価格は、下位モデルが10万4800円、上位モデルが12万9800円(いずれも税別)だ。


Apple M1を搭載した新型MacBook Air。本体カラーはスペースグレイ、ゴールド、シルバーの3色を用意する

Apple M1の採用でファンレスを実現

 新型MacBook Airは、約304.1(幅)×212.4(奥行き)×0.41~16.1(高さ)mmのボディーサイズや、約1.29kgの重量はそのままに、CPUをApple M1に変更し、OSもmacOS Big Surに一新した。新チップの採用により、CPUは最大3.5倍、GPUは最大5倍(8コアの場合)に高速化されたという。


新型MacBook Airの強化ポイント

 Intel製CPUから、省電力性能に優れたApple M1とすることで、冷却ファンを省く一方、動画再生時で最長18時間(インターネット接続は最長15時間)のバッテリー駆動時間を実現している。

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 外部インタフェースは、Thunderbolt 4×2と3.5mmのヘッドフォン端子で、新たにWi-Fi 6にも対応した。13.3型液晶ディスプレイの画面解像度は2560×1600ピクセルでP3の広色域と400ニトの輝度をサポートし、720pのFace Time HDカメラやTouch IDセンサーなどを備える。


BTOで選べるUSキーボード

内蔵カメラも強化され、Apple M1のニューラルエンジンを使うこと肌のトーンがより自然に見えるようにし、音声や映像もよりクリアになったという

 原稿執筆時にApple M1の動作クロックは公開されていなかったが、下位モデルはGPUが7コアに減っている(上位モデルは8コア)。メモリは8GB(最大16GBまで選択可能)、SSDは下位モデルが256GB、上位モデルが512GB(最大2TBまで選択可能)となる。


左側面に2基のThunderbolt 4端子を備える。右側面にはヘッドフォン端子が用意される

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