Meta、Quest 2にVRでApple「Magic Keyboard」を使う機能やハンドジェスチャーを追加
米Metaは1月19日(現地時間)、VRヘッドセット「Quest 2」のソフトウェアアップデートv37の提供を始めた。段階的に提供を始めているため、入手に時間がかかることもある。
米Metaは1月19日(現地時間)、VRヘッドセット「Quest 2」のソフトウェアアップデートv37の提供を始めた。段階的に提供を始めているため、入手に時間がかかることもある。
Quest 2は以前のアップデートで、物理的なキーボードをVR空間で使うだけでなく、見ることも可能にしていた。対応キーボードはLogitech(ロジクール)製Bluetoothキーボード「Logitech K830」だけだったが、v37でAppleの「Magic Keyboard」に対応した。
開発者向けにはトラックキーボードSDK(ソフトウェア開発キット)を来週にリリースする予定だという。このSDKを使うことで、自身が開発するアプリでK830やMagic Keyboardを使えるようになる。
スマートフォンからヘッドセットにリンクを渡しやすくなったことも、v37における改善点の1つだ。ヘッドセットの電源を入れ、AndroidスマートフォンでBluetoothを有効にし、スマートフォンでWebサイトを開いたら「共有」をクリック。続いてOculusモバイルアプリで「開く」を選び、「ヘッドセット」を選択すると、ヘッドセットを装着したときにリンク先が表示される。
また、VR空間上に情報を表示する2Dパネルを「タブレットモード」と「デスクトップモード」の2種類に分けた。タブレットモードでは1枚の2Dパネルに情報をまとめて表示する。一方デスクトップモードでは目の前に複数の2Dパネルを広げる。
加えて、コントローラーを使用していないときでも、ある程度の操作ができるように「ハンドトラックジェスチャー」機能を導入した。手のひらを上に向けた状態で親指と人差し指でつまむようなジェスチャーをすると、ショートカットメニューが現れる。この機能を使えばスクリーンショットの撮影や音声コマンドの起動などが簡単にできるという。
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