米GoogleがChrome OSバージョン102をリリース Chromebook向けの新機能を提供開始
米GoogleがChrome OS バージョン102の提供を開始した。Chromebookに新機能が提供されている。
米Googleは5月26日(現地時間)、Chrome OS バージョン102の提供を開始した。ディスプレイ接続をサポートしていないUSB-Cケーブルの警告など、Chromebook向けにいくつかの新機能が追加されている。
Chromebookでの利便性を向上
USB Type-Cケーブルは、同じ外観でありながらディスプレイ接続に非対応なものがあるなど、接続して利用できなかった場合に、本体、ディスプレイ、ケーブルのどれに問題があるのか切り分けが面倒なこともある。
しかし、Chrome OSバージョン102では、ディスプレイに対応していないケーブルを接続した場合、その旨のポップアップ通知が出るようになる。また、USB4/Thunderbolt 3をサポートしていないケーブルの場合にも、同様の通知が行われる。
この機能が、まずUSB4またはThunderboltをサポートする第11世代~12世代のIntel Coreプロセッサを搭載するChromebookで利用可能になり、今後さらに多くのデバイスでサポートされる予定だ。
手書きメモを行えるWebアプリのCursive(日本ではそのまま「手書きメモ」)も、スタイラスをサポートする全てのChromebookに提供される。このアプリは、2021年に一部のChromebookにプリンストールされていた他、Web上からも利用可能となっていた。今後数カ月以内に線の太さやスタイル、色などを簡単に変更できるオプションも提供される。
Chrome OSのユーザー補助機能として提供されているドッキング拡大鏡もアップデートされる。ドッキング拡大鏡は画面を分割し、上部に拡大した画面を表示するという機能だ。これまでは分割位置が固定だったが、水平バーをドラッグすることで区切り位置を変えられるようになる。
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