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シンプルかつモダンなPCで仕事も学習も大いにはかどる! MSI「Modern 14 C12M」の高コスパに驚く(2/3 ページ)

ビデオ会議やオンライン授業の導入で一段と身近になったノートPC。普段から使うPCだけに、高い性能はもちろんのこと、見た目や使い勝手にもこだわりたいところだ。手頃な価格でそれらを両立させたエムエスアイコンピュータージャパン(MSI)の「Modern-14-C12M-605JP」をチェックする。

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視野角が広く見やすい画面に使いやすさを意識した日本語キーボード

 画面のサイズは14型で、解像度は1920×1080ピクセル(フルHD)に対応する。パネルの表面は、外光や照明が映り込みにくいノングレア仕上げだ。視野角が広く、視認性は良好である。

 液晶ディスプレイは180度まで開く。また、画面の向きをワンタッチで180度回転させる機能も用意されているので、打ち合わせやグループ学習の際に複数人で画面の情報を共有したいような場面では便利だろう。

 新設計のキーボードは、日本のユーザーのフィードバックを取り入れた配列を採用する。主要キーのキーピッチは縦横ともに実測で19mmを確保しつつ、Delete、BackSpace、Enterキーを右端にそろえ、特に使用頻度が高いBackSpaceとEnterキーは大きく確保されている。電源ボタンも後タッチ防止の観点から、従来の右上部分から配置を改めている。

 キーストロークは公称値が約1.5mmで、キートップやスイッチの感触も良好だ。反発が強すぎず、静かに安定したタイピングが行える。コストダウンを感じさせない内容で、ビジネスの生産性や学習効率を想定した際には強みとなる部分だろう。


14型液晶ディスプレイの解像度は、1920×1080ピクセル(フルHD)と一般的だ。表面は外光や照明が映り込みにくいノングレア仕上げで、視野角は広く、視認性はよい

液晶ディスプレイは180度まで開く。打ち合わせやグループ学習の際に複数人で画面の情報を共有したいような場面では便利だろう

日本のユーザーの要望を取り入れたというキーボード。電源ボタンの配置を従来の右上部分から改めるなど、使いやすい配列でタッチ感も良好だ。白色LEDのバックライトも備えている

Delete、BackSpace、Enterキーが右端に並べられている。最上段右から4番目のキーを押すと画面表示が180度回転する。対面でのプレゼンテーション時に役立つだろう

使いこなしに便利な「MSI Center Pro」をインストール

 統合ユーティリティーとして「MSI Center Pro」がプリインストールされており、システム管理やチューニング、使い勝手に関するさまざまな機能にここからアクセスできる。

 具体的には、キーボードバックライトやWebカメラの設定の他、システムの動作モードを選べる「User Scenario」、バッテリーの寿命を延ばすための充電設定を行える「Battery Optimizer」といった機能が用意されている。うまく利用して使いこなすことで、より快適に運用できるだろう。


MSI Center Proでは、キーボードバックライトの設定やWindowsキーとFnキーの入れ替えなど、便利な設定が用意されている。Webカメラのオン/オフもここで行う

「User Scenario」では、システムの動作モードを選択できる。デフォルトは「AI」で、アプリやバッテリー状況などによって自動で判断される

「Battery Optimizer」では、バッテリーの寿命を延ばすための充電設定を行える

ベンチマークテストで基本性能の高さを実証

 Modern 14 C12Mはどのくらいのパフォーマンスを発揮できるのか、ベンチマークテストで見てみよう。MSI Center ProのUserScenarioで設定できる動作モードは「ハイパフォーマンス」を基本に、一部テストでは複数の動作モードで計測した。参考として、Core i5-8250Uを搭載した旧世代のビジネスノートPCのスコアも掲載している。


テストに利用した機材の主なスペック

 CINEBENCH R23では、全スレッドを使ってレンダリングするCPUスコア、1スレッドのみでレンダリングするCPU(シングルコア)スコア、いずれも比較対象のCore i5-8250Uを大きく上回る。

 PCMark 10は、実際のアプリを利用し、日常操作(Essentials)、オフィス(Productivity)、コンテンツ制作(Digital Content Creation)それぞれの用途をシミュレートする内容だ。このテストは複数の動作モードで計測したが、サイレントモードやSuperBatteryモードでも、全項目で比較対象を上回っており、CPUの世代による進化を実感できる内容となっている。

 また、ハイパフォーマンスモードとバランスモードは差が出なかった。両者は動作音や発熱のテストでも差がなく、ボディーの放熱設計に十分に余裕があるため、無理をしないバランスモードの時点で上限の性能を引き出せているのだろう。

 3DMarkやFINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマークでも比較対象を圧倒しており、CPU内蔵GPUの進化を実感する結果だ。UL Procyon Benchmark Suitesによるクリエイティブアプリのテストでも、やはり数年前からの大きな進化を実感できる。ちょっとした映像編集くらいならば問題なくこなせるパフォーマンスも実証している。


CINEBENCH R23のスコア比較。CPUスコア、CPU(シングルコア)ともに比較対象を圧倒している。

PCMark 10のスコア比較。サイレントモードでも全項目で比較対象に完勝している。

バランスモードで実施したPCMark 10/Modern Office Battery Lifeのスコア(画面輝度は50%)。残量100%から5%までで6時間17分駆動した。Performanceのスコアも上々で、ビジネス用途なら十分快適に使えるだろう

3DMarkのスコア比較。こちらも比較対象を大きく上回っている

FINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル/ノートPC標準品質)のスコア比較

UL Procyon Benchmark Suitesのスコア比較。クリエイティブパフォーマンスも優秀だ

提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年12月20日

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