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ゴードン・ムーア氏亡くなる「Intel創業」「ムーアの法則」

Intelの共同創業者であるゴードン・ムーア(Gordon E.Moore)氏が、ハワイの自宅で亡くなった。94歳だった。

 3月24日(現地時間)、ゴードン・ムーア(Gordon E.Moore)氏が94歳で亡くなったと、IntelおよびThe Gordon and Betty Moore Foundationが共同で発表した。


2007年9月に開催された「Intel Developer Forum 2007(IDF 2007)」の特別講演より

 ムーア氏は1968年7月、同僚のロバート・ノイス(Robert Norton Noyce)氏らとIntelを設立し、CEOや会長職を歴任した。よく知られる「半導体のトランジスタ集積度は毎年2倍になる」(期間は時期により異なる)という「ムーアの法則」(Moore's Law)は、1965年にムーア氏が寄稿した論文に端を発するもので、長らく半導体業界におけるロードマップの指針となった。


Intel創業直後の写真。左からゴードン・ムーア氏、ロバート・ノイス氏、アンディ・グローブ氏(提供:Intel)

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