最新ハイスペックと高速表示かつ色再現性に優れた大画面が魅力! MSI「Stealth 17 Studio A13V」は二刀流の「クリエイティブゲーミングノートPC」だった!(2/3 ページ)
エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)の「Stealth 17 Studio A13Vシリーズ」は、最新のスペックを盛り込んだ大画面のノートPCだ。見どころの多い製品を細かくチェックした。
高速表示と広色域! 精細さも兼ね備える17.3型の4K液晶ディスプレイ
ゲームでもクリエイティブ用途でも、重要なのが液晶ディスプレイだ。ゲームシーンでは特にリフレッシュレートや応答速度、クリエイティブ用途では色域や色再現性といった要素がより優先される。
本製品の17.3型液晶ディスプレイは、どちらの条件も高レベルで兼ね備えているところがポイントだ。リフレッシュレートは通常の2倍の120Hzに対応し、残像感のない滑らかな表示でゲームを楽しめる。ゲームのコマをより速いタイミングで表示することでもあるため、格闘ゲームやシューティングなどではプレイを有利に進められる要素でもある。
一方、クリエイティブワークで重要なのは色域だ。本製品ではインターネットコンテンツの標準であるsRGBを大きく超えるDCI-P3の色域も100%カバーし、本格的な制作用途にも利用できる条件を満たす。
さらに、画面解像度は3840×2160ピクセル(4K UHD)に対応する。近くで見てもドットが見えない精細な表示で、高解像度の写真や動画を臨場感たっぷりに、立体感や臨場感がさらに増し、より美しく表示できる。
ゲーム体験を支えるパワフルな音でテレワーク向けのセキュリティも
本製品は、2スピーカー/4ウーファーの6スピーカーシステムを採用している。ゲームやエンタメを迫力のサウンドで楽しめる。
液晶ディスプレイの上部には、約207万画素のWebカメラとアレイマイクを内蔵する。AIを活用したノイズキャンセリング機能も搭載しており、ゲーム配信、ビデオ会議などのコミュニケーションも良い音で利用できる。
Webカメラは、レンズ部分を物理的に隠すプライバシーシャッターを備えており、意図せず映像が配信されてしまうことを防げる。顔認証や指紋認証にも対応しており、外へ持ち出して使う場合も、セキュリティとスピーディーなログインを両立させることが可能だ。
Wi-Fi 6Eや2.5GbE有線LANにThunderbolt 4など充実の端子を装備
通信機能とインタフェースの充実ぶりも特筆できる内容だ。通信機能は、2.5GBASE-T対応の有線LANに加え、Wi-Fi 6E対応の無線LANとBluetooth 5.3を標準で装備する。
最近は2.5GBASE-T対応のルーターやNASなども増えてきており、データの管理に高速NASを活用しているクリエイター、宅内で少しでも高速に通信したいゲーマー、いずれのニーズも満たす。
左側面には、Thunderbolt 4対応のUSB Type-C端子を搭載する。最大40Gbpsのデータ転送、ディスプレイ出力、充電端子(USB Power Delivery対応)とマルチに活用可能だ。
プロのクリエイティブユースでは、Thunderbolt対応のビデオキャプチャデバイスや高速ストレージが普及していることからThunderbolt 4の採用が絶対条件となっているクリエイターも少なくないが、本製品であれば問題なく対応できる。
右側面の奥側にあるUSB Type-C端子は、Thunderbolt 4に対応し、USB Power Deliveryにも対応している。手前側のUSB Type-C端子は、USB 3.2 Gen 2対応で画面出力も可能だ
定番ベンチマークテストで高い基本性能を実証
ここからは、ベンチマークテストの結果を見ていこう。比較用に2021年購入のゲーミングノートPCのスコアも掲載した。
CPUの馬力をストレートに反映するCINEBENCH R23のCPUスコアは、18289ptsだった。Core i9-13900Hを搭載するノートPCとしても上位のスコアで、高い冷却性能により、CPUの性能をしっかり引き出しているといえるだろう。
GPUレンダリングを行うBlender Benchmark(GPU)のスコアや3DMarkのスコアから、NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUの実力もしっかり発揮できていることが分かる。
PCMark 10のスコア比較。日常操作(Essentials)、オフィス作業(Productivity)、コンテンツ制作(Digital Content Creation)、いずれも比較対象を圧倒する高いスコアだ
提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年9月23日
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