ChatGPT活用のペットロボット「Loona Blue」、Ankerが発売 月額不要で買い切り
「子犬や子猫のような多彩な動きや豊かな感情表現ができる」という小型のペットロボットをAnkerの子会社が発売する。
Ankerグループ子会社のルーナ・ジャパンは11月2日、ChatGPTを活用した対話機能やプログラミング機能などを持つペットロボット「Loona Blue」を発表した。同日から予約を受け付け、12月上旬に発売する。価格は8万9990円(税込み)。
このLoona Blueは「子犬や子猫のような多彩な動きや豊かな感情表現ができる」(同社)とする小型のペットロボット。本体に搭載したカメラや3D ToFセンサー、4つのマイク、プロセッサ(Cortex A53)などを活用し、周囲の環境や人の動きを検知して自然に動けるという。
本体をなでられると喜んだり、ユーザーから怒られると落ち込んだりと、感情を声や顔、耳、全身の動きを組み合わせて1000通りのパターンで表現する。「指でハートのサインを送ると、ハートのポーズで応える」など、ジェスチャー認識機能もある。
ユーザーの言葉による問いかけは、Amazon Alexaをベースにした会話型インタフェース「Amazon Lex」を活用している。さらに音声コマンドや専用アプリからChatGPTモードに切り替えると、悩み相談など、より深い会話も楽しめるという。付属のボールなどを使ってゲームの楽しめるとしている。
専用アプリを使うことで、ビジュアルプログラミング言語「Google Blockly」によるプログラミングも楽しめるという。Loona Blueは買い切りで、月額料金などは不要だ。同社に寄れば、発売以降も継続的な機能アップデートを行うとしている。
本体のサイズは約210(幅)×172(奥行き)×172(高さ)mm、重さ約1.1kg。ワイヤレス機能はWi-Fiに対応。顔の部分には2.4型の液晶ディスプレイを搭載している。USB Type-Cや充電ステーションによる約2.5時間の充電で最大90分動作する。
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