PCゲームをとことん楽しむ！　17.3型の大画面で最新CPUとGPUの性能をフルに引き出すMSI「Alpha 17 C7Vシリーズ」が魅力的（1/3 ページ）

　エムエスアイコンピュータージャパン（MSI）から登場した「Alpha 17 C7Vシリーズ」は、パワフルな基本スペックと17.3型の大画面液晶ディスプレイを搭載したゲーミングノートPCだ。

　ノートPCの枠を超えた16コア32スレッドのCPU「AMD Ryzen 9 7945HX」と、NVIDIAの最新GPU「GeForce RTX 40シリーズ Laptop GPU」によるパワフルなパフォーマンスに加え、リフレッシュレート240Hzに対応した17.3型の大画面を詰め込んだ、迫力満点のゲーミング体験ができる内容となっている。

　実売価格で28万円（税込み、以下同様）を下回る価格で買えるリーズナブルなモデルも用意するなど、プライス面も大きな魅力だ。今回は上位モデル（Alpha-17-C7VG-3034JP）の実機を入手したので、その内容をじっくりと見ていこう。

近未来的なイメージと高級感を兼ね備えるボディー

　シャープなラインで構成されたボディーは、ゲーミングPCらしい近未来的なイメージがある一方、シンプルなコアブラックのカラーリングは表面仕上げも上質で、高級感も併せ持つ。

　実際に手に取ってみると、ずっしりとした重みとともに、素材の硬質さ、剛性の高さも伝わってくる。液晶ディスプレイの開閉機構の動きも実にスムースで、高級機特有のビルドクオリティーの高さを実感できる。

　NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUに加え、ノートPCの枠を超える16コアのCPUを搭載するだけに大型の放熱機構を搭載しており、ずっしりと重厚感がある。

　突起部の除くボディーサイズは約397（幅）×284（奥行き）×25.9（厚さ）mmで、重量は約2.8kgだ。バッテリー容量は99.9Whで、公称のバッテリー駆動時間は約8時間（JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0）となっている。

モンスタークラスの16コア32スレッドCPUを採用

　CPUには、ノートPC向けのAMD Ryzenシリーズの中でも最高峰に位置するRyzen 9 7945HXを搭載する。

　IntelのCore i9-13980HXに対抗する存在で、16コア32スレッドで最大周波数は5.4GHz、L3キャッシュは64MB（L2キャッシュとの合計80MB）とノートPCの枠を超え、並のデスクトップPC向けハイエンドCPUを上回るモンスタークラスのパフォーマンスを備える。

ワンランク上の余裕がうれしい32GBメモリ＆2TB SSD

　メモリはDDR5を32GB（16GB×2）、ストレージはPCI ExpressインタフェースのSSDを2TB搭載する。

　最近のゲーミングPCの水準としては、メモリは16GB以上、SSDが1TB以上といったところだが、それをいずれも上回る余裕を持った容量だ。より快適に、より長く快適にPCを使えるだろう。ゲームのプレイだけでなく、動画の配信や編集などもやりたいという人にも対応できる。

　なお、同社の公認サポート店では購入後のメモリ増設に対応しており、本製品については最大64GBまで増やすことができる。公認サポート店のリストは同社のWebページで公開されている。さらにメモリを増やしたくなった場合は、増設サービスの利用を検討してみると良いだろう。

高度なゲーム体験を味わえるGeForce RTX 4070 Laptop GPUを搭載

　ゲーミング体験を大きく左右するGPUには、NVIDIA最新世代のGeForce RTX 4070 Laptop GPU（グラフィックスメモリ8GB）を搭載している。

　GeForce RTX 40シリーズ Laptop GPUは、Ada Lovelaceアーキテクチャと4nmプロセスルールの採用によって、先代から電力効率が大幅アップしており、強力なゲーミング体験と高いAI処理性能を備える。GeForce RTX 4070 Laptop GPUは、WQHD解像度でレイトレーシングなどを活用した高画質なゲームを快適にプレイできる。また、クリエイティブ用途でもGPUの活用が進んでおり、動画のプレビューやエンコード、AIを活用した超解像処理、ノイズ除去などを高速にできるメリットがある。

　なお、GeForce RTX 4070 Laptop GPUは、通常は「MS Hybrid グラフィックスモード」という仕組みを利用してCPU内蔵GPU経由で画面と接続されて使い分けられるが、本製品では画面と直結する「ディスクリートグラフィックスモード」にも対応する。CPU内蔵GPUを経由せず、専用GPU単体で動作することで内部的なGPU切り替え処理を省き、ゲームやアプリケーションによってはパフォーマンスや安定性が向上することがある。

　続いて、パワフルな性能を引き出す内部構造をチェックする。

提供：エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画／制作：ITmedia PC USER 編集部／掲載内容有効期限：2023年11月17日