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USB PD対応で外部デバイスを充電可能! フルサイズのHDMI端子や柔軟性の高いスタンドを備えた15.6型のモバイルディスプレイ「GeChic On-Lap M152H」を試すモバイルディスプレイの道(3/4 ページ)

GeChic(ゲシック)の「On-Lap M152H」は、多機能でユニークなスタンド機構を備えた15.6型モバイルディスプレイだ。それらの特徴を細かくチェックした。

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外部デバイスを45Wで充電可能なパワーパススルー機能を装備

 では実際に使ってみよう。接続方法はHDMIもしくはUSB Type-Cの2択だ。ケーブルは背面の上方向に逃す形になるが、横方向に逃すのと違って、並べたノートPCに干渉しないのはメリットである。ちなみにUSB Type-Cポートは2基あり、片方は給電専用となっている。

 本機の特徴は、ノートPCをつないだ状態で、付属のUSB PD充電器を用いてのパワーパススルー給電を行えることだ。これならばノートPCのUSB Type-Cポートに余裕がなくとも、本機を使いながら充電できるので、利用中にPCのバッテリーの減りを気にしなくて済む。

 ちなみにUSB PD充電器の最大出力は65Wで、本機経由でのパススルー充電では、外部デバイスに対して最大45Wの給電が可能だ。これだけあれば、スマホやタブレットだけでなく、ノートPCの充電もまず問題なく行えるだろう。

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ポートの配置上、ケーブルは向かって上に出っ張る形になる。見た目はやや違和感があるが合理的だ

レノボ・ジャパンの14型モバイルPC「ThinkPad X1 Carbon(2019)」と並べたところ。脚があるぶん高さのバランスもよい

斜め方向から見たところ。視野角は十分に広く、色の変化もほぼ皆無だ

側面にポートがある製品と異なり、ノートPCに並べてもケーブルが干渉しない

ノートPCの背後に並べて対面でのプレゼンなどに利用できる。フットプリントが小さいのは利点だ

USB PD充電器。最大出力は65Wだ

本機にUSB PD充電器を接続することで、本機につないだノートPCにパススルー給電が行える

本機が一定の電力を消費するため、接続先のデバイスでは65Wではなく45Wの充電器として認識される

 最後に、OSDメニューを確認する。

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