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ついにROGも有機EL搭載! AI対応Core UltraやRyzen 8000採用のゲーミングノートPC「ASUS ROG」シリーズ 2024年モデル発表CES 2024(1/2 ページ)

ASUSTeK ComputerがCES 2024に合わせて発表会を開催し、ゲーミングノートPC「ROG」シリーズの2024年モデルを発表した。いずれも新CPUを採用しているが、現時点で日本国内での展開は未定だ。

 ASUSは1月8日(現地時間)、「CES 2024 ROG Launch Event For Those Who Dare:TRANSCENDENCE」と題した発表会を開催し、「ROG」ブランドのゲーミングPCの投入を明らかにした。現時点で日本での展開を含め、発売時期や価格は不明だ。


新たに発表されたROGゲーミングノートPCの新モデル

新デザインのボディーに生まれ変わった「ROG Zephyrus G」シリーズ

 上位モデルの「ROG Zephyrus G」シリーズは、CNC加工を施したアルミニウム削り出しボディーを採用した新デザインに生まれ変わった。ボディーの厚みも従来は2cmを超えていたが、「ROG Zephyrus G16」は最薄部で約1.49cm、14型の「ROG Zephyrus G14」でも最薄部で約1.59cmとスリム化している。

 ボディーカラーも、従来のエクリプスグレーは継承しつつ、ムーンライトホワイトからプラチナムホワイトに改められた。

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アルミ削り出しボディーに生まれ変わった「ROG Zephyrus G(2024)」シリーズ。2色展開は従来と同様だ

従来モデル(左)に比べてかなり薄型化しているのが分かる

液晶ディスプレイの天面部分には、カスタマイズ可能なSlash Lightingが用意される

 採用されるCPUとGPUは、ROG Zephyrus G16の最上位モデルでCore Ultra 9 185H(開発コード名:Meteor Lake、Pコア6基/Eコア8基/LP Eコア2基/22スレッド)+GeForce RTX 4090 Laptop GPU、ROG Zephyrus G14ではRyzen 8000シリーズ+GeForce RTX 4070 Laptop GPUとなる。


14型ディスプレイを備えた「ROG Zephyrus G14」プラチナムホワイト

Slash Lightingが天面部分にある

こちらはエクリプスグレーの「ROG Zephyrus G14」

Slash Lightingは、バックライトの点灯オフも可能だ

ROG Zephyrus G16の上位モデルで採用される冷却システム

こちらは下位モデルの冷却システム

 ディスプレイは、ROGシリーズで初の有機EL(OLED)を搭載した「ROG Nebula Display」を採用する。

 ROG Zephyrus G16には240Hzのリフレッシュレートに対応し、最大輝度は500ニト、Display HDR 500をサポートしている。アスペクト比は16:10で、コントラスト比は100万:1、DCI-P3 100%の色域を確保する。

 一方のROG Zephyrus G14は120Hzのリフレッシュレートに対応し、最大輝度は500ニト、Display HDR 500のサポートとなる。アスペクト比は16:10で、コントラスト比は100万:1、DCI-P3 100%の色域を確保しているのは同様だ。


ROGシリーズ初となる有機EL(OLED)ディスプレイを採用する

ROG Zephyrus G16とROG Zephyrus G14シリーズのインタフェース。ボディーも前モデルからスリム化している

プラチナムホワイトのキーボード面

プラチナムホワイトの左側面

ROG Zephyrus G16(GU605)の概要

ROG Zephyrus G14(GA403)の概要

 続いては、ROG Strixシリーズの2024年モデルだ。

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