レビュー

「Magic Keyboard」とそっくりで激安1万9800円!? iPadで使える保護ケースと一体のキーボード「GeeMagicKey」を試してみた(3/3 ページ)

iPad ProやiPad Air用の純正キーボード「Magic Keyboard」の半額以下で購入できるのが、Glotureの「GeeMagicKey」だ。純正品と何が違うのか、細かくチェックした。

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本体込みで約1.8kgという重量を許容できるか

 以上ざっと見てきたが、本製品は1万9800円というリーズナブルな価格が魅力である一方、導入にあたってはいくつかの点を把握しておく必要がある。具体的には以下の3つだ。

  • JIS配列でなくUS配列で問題ないこと
  • 重量を許容できること
  • 充電の手間を許容できること

 中でもポイントになるのは、iPad込みで1.8kgを超える重量だろう。10.9インチおよび11インチ用のモデルはここまで重くはないが、それでも公称で約780g±10gということで、現行の11インチiPad Pro(466g)と足すと1.2kgを超えてしまう。


畳んだ状態。これで約1.8kgあるので、可搬性は高くない

 そのため既にiPadを所有していて、追加コストがあまり掛けられない中でキーボードを使える環境を整えたいのなら候補に上がってくるが、可搬性を重視するのであれば、少々厳しい印象は否めない。

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 そもそも本製品は、Magic Keyboardは価格的に手が出ないという人をターゲットにした製品だが、持ち歩きがしづらいとなると、いくらMagic Keyboardに近いとはいえ、考え直さなくてはならないケースもあるだろう。トラックパッド搭載のiPad向けキーボードとしては優秀な製品だが、こうした点についてはしっかりと把握しておく必要はありそうだ。

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