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デル、Core Ultra搭載のLatitudeなど法人向けPCを刷新 ビジネスPCも“AI PC”へ(2/2 ページ)

ビジネス向けノートPC「Latitude」シリーズにもCore Ultra搭載モデルが登場した。「Copilotキー」の搭載など、いわゆる「AI PC」をビジネスPCにも展開する。

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ワークステーション「Precision」シリーズにもCore Ultra搭載モデル

 ワークステーション「Precision」シリーズのモバイル製品にもIntel Core Ultra プロセッサ搭載モデルが追加された。

 16型の有機ELディスプレイを選択可能な「Precision 5690」は、最上位としてCore Ultra 9、オプションの外部GPUとして「NVIDIA RTX 5000 Ada Laptop GPU」を追加できる。


モバイルワークステーション「Precision 5690」

 14型の「Precision 5490」は、同様にCore Ultra 9を選択できる他、オプションの外部GPUは「NVIDIA RTX 3000 Ada Laptop GPU」を追加できる。

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国内のワークステーション年間出荷台数が1位に 16年ぶり

 日本市場におけるデルの法人向けPC(ノートPC、デスクトップPC)ビジネスについて、2023年の出荷台数は2022年に比べて3.2ポイントの微増にとどまっており、国内ではシェア2位を維持しているという。

 一方で、ワークステーションビジネスは好調だ。全世界における出荷台数は25期連続で1位、さらに2023年は日本市場において16年ぶりに出荷台数1位を記録した。


国内外の市場におけるデルのワークステーションシェア率(クリックで拡大)

 考えられる要因として、DXやワークスタイルの変化の加え、生成AI関連の需要が伸びていることが挙げられる。例えば、大規模言語モデル構築の検証にワークステーションを活用するような事例がみられるという。デルは今後もこうした需要が伸び続けると予測しており、製品やサービスを通じて支援していく考えだ。

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