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MSI「PRO MP161 E2」は2万円ちょいと格安ながら3年保証も付属した15.6型モバイルディスプレイだった 実機を試して分かったことモバイルディスプレイの道(2/4 ページ)

エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)から、15.6型モバイルディスプレイ「PRO MP161 E2」が発売された。2万円台前半の低価格ながら、縦/横両置きに対応するなど見どころが多い製品を試した。

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パススルー充電にも対応 ネジ穴を用いての設置も可能

 では実際に使ってみよう。ポートは右側面に集中しており、HDMIと2基のUSB Type-Cの端子が並ぶ。USB Type-C端子は機能的には同じなので、どちらを使っても構わない。

 ちなみにOSD操作用のキーも、これらと同じ右側面に配置されているため、左側面はフラットになっている。本体を縦置きにする時は、この左側面を底面にして立てれば、ケーブルもキーも下敷きにならずに済む。

 さらに、2基のUSB Type-C端子を使ってのパススルー充電にも対応する。45Wの充電器を接続して本製品経由でノートPCの充電を試してみたところ、ノートPC側からは39Wの充電器だと認識された。仕様上、入力は15V/3Aが上限とされているので、45Wを超える充電器につないでも、外部デバイスへのパススルー出力はこの39W前後が精一杯ということになりそうだ。

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 画質については及第点だが、唯一の弱点は、斜め方向から見ると画面がかなり暗く見えることだ。競合製品と比較してもかなり暗い部類に入るため、複数人で左右から画面をのぞき込むような使い方が多いようであれば、別の製品を当たった方がよいかもしれない。


ポートは右側面にまとまっている。左方向に配線を逃したい場合は、L字型コネクターが威力を発揮する

レノボ・ジャパンの14型モバイルPC「ThinkPad X1 Carbon Gen9」(アスペクト比16:10)と並べたところ。画面の天地サイズはおおむね同等だ

唯一の弱点は、斜め方向からだと画面が暗く見えることだ。複数人で左右からのぞき込むような使い方には向かない

背面。L字型コネクターのおかげでケーブルの取り回しはよい

フットプリントが狭いことから、背中合わせでのプレゼン利用でも使いやすい

ベゼル幅は左右、上部ともに9mmある。極端にスリムではないが、野暮ったいというほどではない

2基のUSB Type-C端子を用いることで、本製品経由でノートPCへの充電が行える

45Wの充電器に接続したところ、ノートPCでは39Wの充電器だと認識された

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