PCゲームのデビュー戦で失敗しない! マウスコンピューターの「ゲーミングPCセット」をお勧めする理由(2/2 ページ)
マウスコンピューターの「ゲーミングPCセットモデル」は、PCゲームを楽しみたいけど、どのモデルを買ったらいいか分からない……と途方に暮れている人にピッタリのセットだ。その詳細を見ていこう。
Core i7のCPUにGeForce RTX 4060 Laptop GPUとコスパに優れた組み合わせ
実際にPCゲームを満喫するには、どれだけの性能が必要なのだろうか。ここでも、G TUNE P5-I7G60WT-Bを例に見ていこう。
G TUNE P5-I7G60WT-BはCPUにCore i7-13620Hを、GPUはGeForce RTX 4060 Laptop GPU(グラフィックスメモリは8GB)を採用している。CPUは第13世代と最新ではないものの、Pコアを6基、Eコアは4基でトータルスレッドは12となる。ゲームタイトルが要求するコア/スレッド数をらくらくとクリアする。
標準構成だとメモリは16GB(8GB×2)、ストレージのSSDは500GBだが、購入時のBTOでメモリは最大32GB、SSDは最大8TBまでカスタマイズ可能だ。
一方のGeForce RTX 4060 Laptop GPUは、現行のNVIDIA GeForce RTXシリーズとしてはミドルレンジになる。下位にはエントリー向けの4050、上位にはアッパーミドルの4070やハイエンド向けの4080、エンスージアスト向け4090がある。
GeForce RTX 4050は、どちらかと言えば高画質タイトルにはやや荷が重く、軽量なFPSやMOBAに特化しており、GeForce RTX 4070は高画質タイトルでも高fps、4080クラスになるとWQHD(2560×1440ピクセル)のような高解像度プレイ、4090クラスになると4K(3840×2160ピクセル)といったポジショニングだ。もちろん、高性能GPUであるほど高価になる。
こういった点で言えば、GeForce RTX 4060はバランスの良いGPU性能を持っている。フルHD前提で高画質タイトルは60fpsあたり、軽量なFPSやMOBAは144fpsあたりを狙えるパフォーマンスがある。
実際のゲームタイトルでパフォーマンスをチェック!
それでは、実際にゲームでどのくらいのフレームレートが得られるのか調べてみよう。
まず、競技性の高いゲームであるFPSやアクションゲームの「レインボーシックスシージ」「エーペックスレジェンズ」「オーバーウォッチ2」で計測した。グラフでは本体内蔵ディスプレイのフルHD(1920×1080ピクセル)、および外部ディスプレイ接続で4K時のフレームレートも添えている。
レインボーシックスシージは、ゲームにビルトインされているベンチマークモードを利用した。かなり古いタイトルということもあり、最高画質設定でもフルHDなら300fpsを超えている。最小fpsも235fpsと高い。
つまり144Hzパネルの本製品なら、ゲーム全編を通じてパネル性能の上限を維持できるし、さらに余裕がある。なお、4Kの場合は60fpsを超えているものの144fpsには届かない。
続いてはエーペックスレジェンズだ。こちらはフレームレートを計測するためにCapFrameXというソフトを用いている。計測条件は、画質設定を選択可能な最大(テクスチャフィルタリングのみ異方性2x)とした上で、射撃練習場を60秒間周回した。
結果はフルHD時で平均211.8fpsと、これも平均fpsで見ると十分にクリアしている。もう1つの1% Lowというのは計測の中で下位1%を抽出して平均化した数値だ。最小fpsはまれに発生する“ゲームとは別の要因によるフレームレート低下”(スタッター)まで拾ってしまうが、1% Lowは"均す"ことでもう少し現実的な値が得られる(均しても多少の低下はある)。1% Lowは144fpsを下回っているが若干なのでプレイ映像のスムーズさは十分現実的だ。
4K時は60fpsなら十分クリアしているものの、レインボーシックスシージよりもフレームレートは低い。エーペックスレジェンズはGPU負荷が高いためだ。WQHD時もおそらく100fps前後になると思われる。ただ、これは最高画質設定で計測しているので、負荷を下げればフレームレートも向上する。WQHDや4Kで高フレームレートを得たい場合は、画質設定で対応しよう。
そしてオーバーウォッチ2でも、CapFrameXを用いて練習場を60秒間周回して計測した。画質設定はプリセットで最も高負荷な「EPIC」としている。こちらはフルHD時が188.1fpsと、エーペックスレジェンズ時よりも低い値だが、1% Lowについては148.8fpsとパネルスペックを上回っている。
そのため、プレイ映像は常にスムーズだった。4K時もエーペックスレジェンズよりは高い。とはいえWQHD、4K時は画質設定で対応するのが良いだろう。
このように、144fps狙いのゲームでは、最高画質で144fpsとパネルスペックをフルに生かせるだけのスペックがG TUNE P5-I7G60WT-Bにはあると言える。
では高画質で楽しむ60fps狙いのゲームはどうだろうか。中程度の負荷のファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークと、サイバーパンク2077でも計測してみよう。
まずファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークでは、ベンチマークソフトを使った。フルHDだと最高品質で1万7164ポイント、121.59fps、評価も「非常に快適」と、そのままプレイしても十分なパフォーマンスだ。
なお、4Kでも平均60fpsを超えており、外部の高解像度ディスプレイや大画面4K TVに接続して楽しむのも十分にアリだ。ただし4K時の最小fpsは46fpsだったので、常時60fpsを満たしたければ画質設定を調整しよう。
続いてサイバーパンク2077だが、かなり負荷が高いゲームなため4Kは省いてフルHDのみとし、レイトレーシングはオンのプリセットで計測(ビルトインベンチマークを使用)した。
このタイトルでは、レイトレーシング「低」なら十分に60fpsを満たせている。ただし、レイトレーシング「中」に引き上げると最小fps側が60fpsを割り込んだ。そしてグラフの真ん中はDLSSによるフレーム生成(Frame Generation)をオンにしたものだ。RTX世代のGPUで利用できるフレームレート向上機能を活用することで、最小fpsも88.47fpsと楽々60fpsクリアできた。
一方、レイトレーシング「中」よりも上の画質設定は大きくフレームレートが低下し、DLSSによるフレーム生成をもってしても60fpsを満たせなかった。こういった重量級タイトルになると、上位にあたる4070や4080といったGPUを搭載する製品が必要になる。
最後に、ノートPCとしての性能を代表的なベンチマークのスコアで示しておこう。先にゲームタイトルを用いたベンチマークを提示しているので3D性能はおおよそイメージできると思われるが、比較する際などの指標として用いられる3DMarkスコアが参考になるだろう。
続いては、PCの総合的な性能を見るPCMark 10で、Essentials(ホーム用途)、Productivity(ビジネス用途)、Digital Content Creation(コンテンツ制作)、Gamingと4つのシナリオとも高いスコアを記録した。特にGamingのスコアが高いのは当然として、ホームやビジネス用途でも、映像制作のようなシーンでも、いわゆる高性能PCとして利用できるという結果だ。
CPU性能を測るCINEBENCHもテストした。CINEBENCH R23とCINEBENCH 2024を実施したが、Multi Core(マルチスレッド)スコアも高く、Single Core(シングルスレッド)スコアもノートPCであることを考えれば十分に高く、最新のCPUと比べても遜色ない。あるいは、Hyper-Threading Technologyが有効化されているので、Core Ultra 7と比べれば、むしろMulti Coreスコアは高いくらいだ。ゲーム用途では、ここが効いてくる。
迷わず買えて統一感ありでしかもお得! ゲーミングPCデビューに好適
この通り、G TUNE P5-I7G60WT-Bのゲーミング性能は、競技性の高い144fps狙いのゲームで実際に144fpsを高画質設定でも得られ、高画質で60fps狙いのゲームでも60fpsをクリアしている。
その上で、ゲーミングノートPCではまだ希少なホワイトの外観がまず特別な意味を持ってくる。そして、トガッていないスタンダードなデザインの見た目と、キーボードの使い勝手、充実のインタフェースといったところもポイントだ。ゲーミングから普段使いとシームレスに使えるので、PCを1台に絞り込まなければならない、省スペースで使いたい人にもお勧めできる。
最新CPUのCore Ultra 9 285Kと、話題のGeForce RTX 5080を採用したデスクトップPCと、ヘッドセットやマウスがセットになった「G TUNE FZ-I9G80(RTX 5080 搭載セットモデル)」。新型のPCケースを導入しているのも見どころだ
ここまではG TUNE P5-I7G60WT-Bを例に見てきたが、冒頭でも触れたセットモデル特集ページにあるモデルは、これからゲーミングPCデビューしようという人にとってかなりよい印象だ。ブラックまたはホワイトで統一されているため、ゲームプレイのムードも高めてくれるだろう。
PCのスペックや付属のデバイスでさまざまな価格帯のモデルがあるが、セットで10万円台と手が届きやすいセットもある。いずれのセットモデルも、後からマウスとヘッドセットを買うよりも安くなっており、セットならではのお得感があふれている。
しかも、どれも30日間無料でさまざまなPCゲームをプレイできる「PC Game Pass バンドルPC」となっているので、自分の好みのゲームタイトルを見つけるのにも適している。
まずは「オススメのセットモデル」をチェックして、好みのPCを見つけてほしい。
提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年2月27日
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