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年末年始は「背面コネクター×ホワイト」で組もう! 快適/映える/ド安定の3拍子そろったPCを作ってみた(2/3 ページ)

エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)の裏配線マザーボードに、新モデル「MAG X870E TOMAHAWK MAX WIFI PZ」が加わった。AMDの最新チップセットにふさわしい、人気のRyzen 7 9800X3D搭載ゲーミングPCを作ってみた。

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EZ DIYで自作PC初心者も経験者もラクラク組み立て

 MAG X870E TOMAHAWK MAX WIFI PZは、性能や機能面だけでなく組み立てやすいという特徴もある。MSIの「EZ DIY」は、自作PCの組み立てにおいて初心者が戸惑いやすいところ、工具を必要とするところ、上級者でも面倒に感じていたところを分かりやすく、工具フリーで簡単にするものだ。

 EZ DIYはさまざまな部分に導入されているが、ここでは特徴的なものをいくつかピックアップして紹介しよう。

 まずはM.2に関するEZ DIY機能だ。最上段のM.2スロットはCPUに接続されたPCIe 5.0 x4接続のもので、最初のM.2 SSDの装着場所だ。

 SSDの装着に際しては、必ずヒートシンクの着脱作業を伴う。この部分のヒートシンクには「EZ M.2 Shield Frozr II」が採用されている。EZ M.2 Shield Frozr II上にあるメッキのラッチを押し込むことで、ヒートシンクをスライドさせて取り外しできるツールレス機構となっている。

 また、その部分のM.2 SSD本体の固定には「EZ M.2 CLIP II」が採用されている。バネ入りのポッチで、M.2 SSDをスロットに挿し込んだら、軽く押し込むだけでロックがかかる。どちらも、本来は小さなネジ&ドライバーを使って作業していたので、ここのツールレス化で作業がスムーズになる。


左端にあるラッチを押すとM.2用ヒートシンクがワンタッチで着脱できる「EZ M.2 Shield Frozr II」

M.2スロットにある銀色のポッチが「EZ M.2 CLIP II」だ。M.2 SSDを装着してポッチを押し込むだけで固定される

 なお、M.2 SSDを複数搭載する場合、2番目以降のM.2スロットのヒートシンクはネジで固定されているが、M.2 SSDの固定部分は「EZ M.2 CLIP」が採用されている。こちらは黒い樹脂クリップを横方向にクルッと回すことで、M.2の基板を挟んで固定するものだ。


黒いクリップ部品をクルッと回すとM.2 SSDをワンタッチで固定できる「EZ M.2 CLIP」

 次は「EZ PCIE RELEASE」だ。PCI Express x16スロットの後方、DDR5メモリスロットとの間にボタンがある。このボタンはグラフィックスカードの固定ラッチを操作するものだ。

 本来のラッチはスロット末端にあり、大型のグラフィックスカードを挿した後では操作しづらかった。その点、EZ PCIE RELEASEはグラフィックスカードのロック/リリースをもっと操作しやすいところから遠隔で操作できる。すぐ横の窓には固定状態を示す表示があって分かりやすい。


「EZ PCIE RELEASE」は、赤枠のボタン(左)を押すことで、ワンタッチでグラフィックスカードを取り外しできる優れものだ(右)

 他にも、無線LANのアンテナをワンタッチで装着できる「EZ ANTENNA」も便利だ。従来は中心の芯を合わせて押し込み、ネジを回して固定していたためネジを回しているうちにケーブルがよじれるのが面倒だった。EZ ANTENNAはケーブルをカチッとはめ込むだけで済み、そういった悩みから解放される。


無線LANのアンテナをワンタッチで着脱できる「EZ ANTENNA」。無線LANの外付けアンテナやケーブルも、もちろんホワイトだ

 さらに自作PC初心者にオススメなのは、「EZ Debug LED」と「EZ DIGI-DEBUG LED」だ。EZ Debug LEDはCPU/DRAM/VGA(グラフィックスカード)/BOOT(ブート)で構成された4つのLEDで、電源オンからUEFI起動までの各プロセスを視覚的に表してくれると共に、もしも問題があった際に問題箇所を特定しやすくしてくれる。

 一方のEZ DIGI-DEBUG LEDは、安価なモデルには搭載されないPOSTコード表示LCDだ。もしもこの表示が止まって動かない場合、16進コードを頼りに問題を特定できる。


「EZ Debug LED」と「EZ DIGI-DEBUG LED」

 このように、多彩なEZ DIYの機能が組み立てをサポートしてくれる。背面コネクターだから従来より難しいということはなく、組み立て自体は従来同様か、むしろスムーズな場合もある。

 1つアドバイスしておくと、実際にマザーボードの装着する段階までは、製品の箱の中に置いておこう。コネクターが背面にあるため、通常マザーボードよりも何かに引っかかった際にダメージを受けやすい。机の表面がデコボコしている場合も要注意だ。背面コネクター用の製品箱なら、背面の端子を安全に守ってくれるからだ。

冷却重視のPZ対応ケース「MPG VELOX 300R AIRFLOW PZ WHITE」

 続いて、PCケースを見ていこう。MSI「MPG VELOX 300R AIRFLOW PZ WHITE」はピラーレスではなく、あえてエアフローを重視して、フロントに大口径ファンを標準で採用している。「PZ」とあるように、従来タイプに加えて背面コネクターのマザーボードにも対応する。


右側面のカバーを外したところ。背面コネクターのマザーボードを装着すれば、ケーブル類を裏面にまとめられるだけでなく、見た目もスマートだ

 フォームファクターとしては、EATXマザーボードまで対応するミドルタワー型だ。ボディーサイズは約235(幅)×485(奥行き)×518(高さ)mmと、まずまずの大きさだ。しかし、パーツなどが干渉しづらく使い勝手がよい。裏面配線スペースも十分に確保され、グラフィックスカードの縦置き配置にも対応している。

 標準で搭載するファンは前面に16cm角×2基(12cm角×3/14cm角×2とも置き換え可能)、背面に12cm角×1基だ。前面ファンはARGB LED仕様で、右側板内にPWM&LEDハブも内蔵している。天面部にあるLEDボタンでLED発光の制御もできる。


前面に16cm角の大型ファンを2基備えている

ケース背面には12cm角のファンを標準で備える

アクセスしやすい右側面の上部にPWM&LEDハブがある

 アクセスしやすい天面部分に、USB 3.2 Gen 2x2 Type-C×2、USB 3.2 Gen 1 Standard-A×2、3.5mmの音声入出力、LEDボタン、電源ボタンが用意されている。USB Type-Cが20Gbps対応なので、ハイエンドマザーボードの機能を削ぐことがなく利用できるのは注目ポイントだ。


ケースを床の上に置いた際にもアクセスしやすい天面部分に、各種インタフェースやボタンが並ぶ

 最近ではシャドーベイ数は減少傾向にあるが、本製品はシャドーベイは2.5インチが4基、3.5インチが1基、2.5/3.5排他が1基とストレージの拡張性も高い。


右側面に2.5インチSSDを装着できるシャドーベイが並ぶ

前面下部に3.5インチ/2.5インチ用のドライブベイがある

今回はGPUスタンドの「MPG ARGB GRAPHICS CARD STAND WHITE」を利用したが、ケースには標準でGPUホルダーが用意されている

提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年12月28日

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