全部入りの「Rokid」か、特化型の「Even G2」「Ray-Ban Meta」か? 注目スマートグラス3製品を徹底比較(3/5 ページ)
日本でも盛り上がりを見せてきた「スマートグラス」市場。しかし、「日常のどの場面で役に立つのか」と疑問を持つ人も多いはずだ。そこで今回は最新の3製品を比較し、ハードウェア構成の違いによって「何ができて、何ができないのか」を、4つの利用シーンから導き出した。
シーン2:外国語を読む/聞く
次に、カメラで英語を読み取り、その内容を翻訳してみた。このシーンもEven G2は対応できないので、あわせて英語の音声をリアルタイムで翻訳するという使い方もしてみた。
まず英語の読み取りだが、サプリメントのラベルを読み取った。
Rokid スマートAIグラスは、ラベルを読み取り、1回の摂取量や成分表示も翻訳してくれた。期待通りの結果と言っていいだろう。
Ray-Ban Metaの場合、サプリメントボトルの成分表示だということは認識(Supplement Factsの翻訳)するものの、その内容に関しては触れなかった。追加で質問を重ねても、文字が小さくて翻訳できないとのことだった。
シーン1で試した場合も同様だったが、あまり細かな文字の読み取りには向いていないようだ。
英語音声のリアルタイム翻訳に関しては、英語音声の動画をPCで流し、それを聞き取るという形で行った。これに関しては、Rokid スマートAIグラスとEven G2の体験はほぼ同等だ。翻訳の精度に関しては、後から見返した場合、Rokid スマートAIグラスの方が自然な気もするが、リアルタイムにディスプレイに表示されるのを見ている限り、どちらも大差なく大筋で意味は理解できた。
ディスプレイを持たないRay-Ban Metaの場合、翻訳を音声で読み上げてくれるのだが、日本語で読み上げるためだろうか、どんどんと読み上げが遅れていく。また、ディスプレイ搭載モデルの場合、原文を聞きつつ翻訳された文字を読むという使い方になる。全ては理解できなくても、知っている単語が聞こえることで、翻訳文と突き合わせてどこを翻訳しているのかは把握しやすい。
これに対して音声での読み上げの場合、原文か翻訳かどちらかに集中することになり、今どこを翻訳しているのかが把握しにくい。日常会話など短文でのやり取りなら問題ないと思うが、発表会などのプレゼンテーションや映画などでは使いにくい印象だ。
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