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» 2007年09月07日 10時00分 公開

DLPプロジェクター活用事例:BenQの高輝度プロジェクターが実現する“空間演出”とは (1/2)

“映像投影”を行うプロジェクター、その設置・用途における特殊性を活用して、インタラクティブな空間演出が行われている。そのソリューション事例と、そこで活躍しているBenQの高輝度プロジェクターの役割を紹介しよう。

[PR/ITmedia]
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 プロジェクターが主に使われている場といえばビジネスや教育分野でのプレゼンテーション、そして、ホームシアターである。より大掛かりな用途としてはイベント/ライブ会場でも見かけるし、徐々に進みつつある映画館のフルデジタル化にも一役買っている。

 もちろん、それだけではない。大勢の人の視野を同時に満たしたり、臨場感を提供してくれる大画面映像は、さまざまな場面で必要とされるものであり、パーソナルな分野から大規模なレベルまで、多種多様な使われ方をしている。

 ただ、単に“映像表示”という点だけで捉えれば、特にプロジェクターである必要はないかもしれない。しかし、プロジェクターは“映像投影”を行うものであり、それこそが、独特の映像品質はもちろんのこと、設置や用途における特殊性をも成しているのは明確な事実だろう。

あらゆる面に投影が可能な、プロジェクターならではの空間演出

 映像・音楽プロダクション「株式会社 空間コム」では、こうしたプロジェクターの特殊性を活用し、インタラクティブな映像による空間演出ソリューション“kuu-kan iVE”を提供している。その形態はさまざまだが、共通するテーマとしては、人の動きなどに対してセンシング(感知や判別)を行い、それに応じた動きやエフェクトを施した映像をコンピュータでリアルタイムレンダリングし、プロジェクターで投影するというものだ。

 “空間演出”とうたうだけあって、映像を投影するのはスクリーンではなく、壁、床、あるいは、天井などで、ときにはインテリア込みで投影設計を行うこともあるという。たとえば、ダーツバーならターゲットの部分のみをマスキングして、壁のみに映像を投影する。また、分散強調方式のシステムによる多画面での同時演出を採用しているため、かなり広い空間への導入にも対応可能だ。まさしく、プロジェクターでなければ困難な用途といえるだろう。

 大規模なソリューションとしては、ボーリング場の壁一面にシームレスな映像を投影する「BOWLING 767」などの提案を行っている。これはボーリング場に設置された10数台規模のプロジェクターを活用し、レーンの向こう側につなぎ目のない、ひとつながりの映像を出現させるもの。さらに「BOWLING 777」として、レーン上にプレイを演出するアニメーションを映し出すシステムの構築も試みているようだ。

 その中でも最もベーシックなパッケージは、床や廊下、あるいは階段といった人が踏む場所への映像投影を想定した、「IKEPOCHA」と呼ばれるシステムだ。天井に設置したカメラの赤外線映像を分析することで、歩行などの人の動きを判別し、それに対して床面の映像がリアルタイムに変化する。つまり、“水面を歩くと波紋が生じる”“足元に常に花が咲き続ける”といった空間演出が可能だ。

photophoto 人が踏む場所への映像投影を想定した「IKEPOCHA」。水面を歩くと(左)、波紋が生じる(右)
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