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» 2007年11月01日 15時00分 公開

フルHD対応で“デスクトップ・ハイビジョン”を実現――ナナオ液晶テレビ「FORIS.HD」 (3/3)

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広色域パネル採用で、高品質なPCモニタとしても利用可能

 今回の「FORIS.HD」では、NTSC比92%の広色域パネルを採用している点も大きな特徴だ。Adobe RGBの色空間ともほぼ重なる色域をカバーしており、PC入力系とAV入力系の双方で、この広色域パネルを最大限に生かせるようなチューニングが施されている。デスクトップユースゆえに、テレビ放送などの映像視聴のみならず、作業用PCモニタとしての用途も決して付属的なものとはいえず、表示品質にこだわる必要があったわけだ。

 もちろん、PC入力系とAV入力系の各々に、用途に応じた複数の映像モードも用意。ユーザーが調整可能な映像設定も豊富で、「明るさ」「黒レベル」「コントラスト」「色の濃さ」「色合い」「シャープネス」といった基本項目に加え、詳細設定では映像プロセッサによる「明るさ自動調整」「黒レベル自動調整」「コントラスト拡張」の有効/無効(あるいは効果の強弱)が設定可能だ。

photo PC入力系とAV入力系の各々で用途に応じたプリセットモードが用意されているうえ、ユーザーによる映像調整にもかなり細かく対応してくれる

 周囲の明るさに応じて、バックライトの明度を調整する「明るさ自動調整」は、すべての映像モードにおいてデフォルトでオンになっており、特にPC入力時には有益に働いてくれる。ただ、テレビ放送やAV入力の映像については、好みに応じて、「無効」に設定してしまうのもいいだろう。製品全体で貫かれている、ナチュラルコンフォートという設計思想の恩恵により、その状態でも「まぶしすぎる」と感じることは決してないはずだ。

 一方、「黒レベル自動調整」はすべての映像モードにおいて無効に設定されている。外部の光が画面に直接当たってしまうような環境で利用する機能なので、そういう状況の場合のみにオンにすればいい。また、「コントラスト拡張」は、映像をリアルタイムで解析し、明るさ・色の濃さ・色合いを最適に調整するもので、映画の暗いシーンなどでのバックライトによる黒浮きを抑えてくれる。そのため、AV入力系の映像モードではすべて有効に設定されている。

 ほかに、「色温度」は12000K/10500K/9300K/8000K/6500K/5000K/4000Kと細かく調整でき、「RGBバランス」では赤・緑・青の各々を調整して(−3〜+3)好みの色調へと追い込める。また、「映像ガンマ」は明るめ/標準/暗めの3段階が用意されている。

 以上の設定項目はすべての入力において利用可能で、内蔵チューナーを含むAV入力ではさらに、MPEG特有のノイズなどを軽減する「ノイズフィルター」(強/弱/無効)、I/P変換の方法を選択する「プルダウン処理」(2-3/2-3/2-2/無効)も設定できる。

HDMIは1080/24p入力にも対応し、あらゆる映像ソースを最高の条件で映し出せるテレビへと進化

 PC入力に対して用意されている映像モードは、「ピクチャー」「ムービー」「テキスト」の3種類だ。「ピクチャー」は標準的な設定(色温度は6500K)で、「テキスト」は明るさ、コントラスト、色の濃さを抑えるとともに、色温度を5000Kに変更。「ムービー」に関しては、PCでの動画再生時に最適な映像となるよう、各項目を細かく調整したうえで、「コントラスト拡張」を有効、「映像ガンマ」を「暗め」としている(色温度は9300K)。

 一方、AV入力の映像モードは、内蔵チューナー、ビデオ、HDMIの全入力共通で、「標準」「シネマ」「ダイナミック」を用意。「お好み」設定を利用すれば、各々の入力に対して個別の映像調整も可能だ。また、オーバースキャンを切りたい場合は、入力設定の「HD表示率選択」という項目を使う(HDMIまたはD端子で1080i/720p/1080pの入力時のみ)。「全画面」は画面全体を使用したオーバースキャン表示、「16:9」は1920×1080の表示領域のみを使用したオーバースキャン表示だが、「16:9フル」を選択すれば、ソース映像の上下左右を切り取ることなく、1920×1080の表示領域内に表示してくれる。

photo 背面のカバーを開けると、入力端子が配置されている。HDMIは側面と合わせて計3基を装備。PC入力はHDCP対応のDVI-I端子(音声端子はステレオミニジャック)、ビデオ入力1はS/コンポジット、ビデオ入力2はD端子(D4)となる
photo 本体前面右には「音量+/−」「チャンネル+/−」「放送切換」「入力切換」「電源」ボタンを配置。ほかに「外部録画」(付属のIrシステムケーブルを使用)や「回線使用中」(ネットサービス「アクトビラ」のLANアクセス)を示すインジケータも用意されている

 ほかに、HDMIが1080/24p入力に対応したのも見逃せない点だろう。1080/24p出力に対応したBDプレーヤー/レコーダーやPlayStation 3、HD DVDプレーヤー/レコーダーを接続すれば、映画を鑑賞する際にプルダウン処理を介在させることなく、BD/HD DVDに記録されている秒間24コマの映像信号をそのまま受け取り、表示することが可能だ。「FORIS.HD」ではパネルの48Hz駆動で1080/24p対応を実現しており、映画フィルムと同等の滑らかな動きと、ソースにきわめて近い質感を見せてくれる。


 映像ばかりでなく音に関してもデスクトップユースを前提としたセッティングが施され、近接視聴での緻密な鑑賞が可能な「FORIS.HD」は、大画面テレビとはまた違った意味でのハイビジョン体験を実現している。パーソナルユースでのPCモニタ兼用テレビとして、あるいは、リビングのサブテレビとして、あらゆるソースを受け入れつつ、すべてを“ナチュラルコンフォート”という思想のもとに、高品位かつ、見る人にやさしい映像へと昇華してくれるのだ。

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