エプソンダイレクトのNetbook第2弾「Na02mini-V」は、より薄く軽く、さらに美しい鏡面ボディを備えた新モデル。このPCが今の時代、3万円台で購入できてしまうのだ。
エプソンダイレクトの「Na02mini-V」の実機を目にして、従来モデルからの変更点をもっとも強く感じさせる部分、それは、その一新されたボディデザインだ。
ノートPCの顔となる天面に高級感を受ける光沢仕上げのパールブラック塗装を施し、パームレスト面にホワイトを採用したツートーンカラー仕様と相まって、3万円台で購入できるPCであることを思わせない上品さ漂う出来栄えだ。光沢塗装は指紋がつきやすいので、その見栄えのよさを維持するには、柔らかい布で汚れを拭き取るといった小まめなケアが必要になるが、デザイン性にこだわって製品を選びたい多くのユーザーにとっては、それをふまえてもなお魅力のほうが勝るのではないだろうか。
ボディサイズは、フットプリントが横幅265ミリ、奥行き180ミリと、同社のNetbook第1弾「Na01mini」と比べて横幅で1ミリ、奥行きで4.7ミリの小型化を果たしたほか、もっとも厚みがある本体の後部は、液晶ディスプレイのヒンジの位置を下げる構造の採用により、従来モデルの39ミリから28ミリと、実に11ミリもの大幅な薄型化を実現した。
さらに、本体下面の厚みを前方に向かって絞り込む手法により、本体前面の厚みも24.5ミリにまで抑え込んだことで、数値以上に薄さが際だって見える。上質なカラーリングとあわせ、やはり見た目や携帯性を重視したい向きに、相当強く響くポイントとなるはずだ。
このほか、本体重量も約1.02キロと相当軽量だ。約200グラムの小型ACアダプタとともに、本体とACアダプタを同時に持ち運ぶ利用シーンにおいても携帯性を大きく損なわない。これは、常に携行するであろうサブノートPCに必須といえる項目である。
Na02mini-Vの基本スペックは、チップセットにIntel 945GSE Expressを採用し、1GバイトのDDR2 SDRAMと160GバイトのHDD(Serial ATA/5400rpm)を搭載し、1024×600ドット表示の10.1型ワイド液晶パネルを用いるなど、いわゆるNetbookのスペックに準じるものだが、Na01miniと比べると、CPUと標準で搭載する無線LAN機能に強化がなされている。
CPUは動作クロック1.66GHzのAtom N280を搭載する。Na01miniと動作クロックこそはほぼ変わらないものの、FSBクロックが533MHzから667MHzへと引き上げられたことで、若干ながらCPUパワーを要する処理の高速化が期待できる。
また、IEEE802.11b/g/n対応の無線LANモジュールを標準で装備するのも見逃せない。家庭用機器でも導入しやすい価格帯になっている、より高速に通信可能なIEEE802.11n対応無線LANルータとも組み合わせて利用できる。この点は、本機を家庭内でのネット端末として、ホームモバイル用途に用いたいユーザーにとって注目に値する強化ポイントだ。
一方で、残念ながらBluetoothについては内蔵が見送られ、必要に応じてUSB接続のBluetoothアダプタをユーザー側で用意しなければならない点は少々惜しまれる。この点は、外付けDVDスーパーマルチドライブとBluetoothマウス+USB接続型Bluetoothレシーバーをセットにした「充実パック」(プラス1万1000円)を用意するので、Bluetoothを利用したいユーザーはこのお得セットを注文しておくとよいだろう。
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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年9月30日