「PIXUS MX870」には、印刷の無駄やコストの削減につながる機能が豊富に搭載されている。目玉の1つは、Webプリントの無駄をなくす工夫だ。日ごろからWebページを印刷する機会は多いと思うが、本当に必要な部分は意外と少ないのではないだろうか。Webページを普通に印刷すると、ナビゲーションメニューやバナーなども含めてWebページ全体が印刷されるため、無駄な部分が多くなりがちだ。また、ヘッダーやフッターだけが印刷されたページといった無駄が生じることもある。
そこでキヤノンは、こうしたWebページ印刷の無駄を解決する独自のWebプリントソフト「Easy-WebPrint EX」を用意している(対応OS:Windows XP/Vista/7)。このソフトをインストールすると、Internet Explorer 7/8(32ビット版)のウィンドウに専用のツールバーが追加される。ここから印刷を行えば、Webページを用紙サイズにぴったり収めて出力することが可能だ。
さらに、Webページの一部を範囲選択して、自動/手動でクリップ(切り抜き)保存する機能も持つ。保存したクリップはレイアウト印刷や段組印刷が行えるため、Webページ内で本当に必要な情報だけを少ない用紙枚数で出力でき、用紙の節約になる。また、必要な部分だけを印刷しているため、Webページを普通に印刷するより格段に見やすい。
加えて、自動両面印刷ユニットの標準搭載、プリンタドライバの割り付け印刷機能も用紙の節約に大きく貢献する。複数ページの資料を両面印刷すると、それだけで用紙コストは半分だ。さらに1枚の用紙に複数のページを割り付け印刷すれば、用紙コストは数分の1へとどんどん下がる。プレゼン資料などの場合、2ページや4ページの割り付け印刷くらいなら、文字が小さくなりすぎて見づらいこともないだろう。
また、インクの各色が独立したインクタンクを採用し、印刷コストの低減も図っている。インクが切れた色だけを交換すればよく、インク全色を最後まで無駄なく使えて経済的だ。顔料系の黒インクは大型インクタンクなので交換頻度が少なくて済み、黒い文字やけい線が多いビジネス文書の印刷においては、利便性も高いといえる。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年4月8日