2013年度のオフィス導入PCに、「Endeavor PT100E」が向く理由これが、オフィス向け液晶一体型の新スタンダード(2/2 ページ)

» 2013年02月13日 10時00分 公開
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納品後「安心して使える」「すぐに使える」サービスが充実

 前述したが、本機は2012年に投入された「Endeavor Sシリーズ PU100S」(4万9980円から)をベースとしたモデルだ。Endeavor SシリーズがBTOメニューをやや絞り、売れ筋の構成のみを用意することで初期コストを抑えられるシリーズとして展開するのに対し、Endeavor PT100Eは予算やオフィスのニーズに合わせた構成でオーダーでき、購買検討者/オフィスの細かいニーズもカバーする「フルBTO」に対応する違いがある。

 サポート面でも本機はよりきめ細かな保守メニューを用意している。こちらは導入後の保守に関わるコストとなって表れてくる項目で、特にオフィスPCにおいてはサポート契約の年数や内容といった違いは企業にとってかなり重要だろう。

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 定額保守サービスについても少し違いがある。前述したEndeavor Sシリーズは1年間無償保証と1年間部品保証を標準に、3年間/5年間の「お預かり修理」、および定額保守基本サービスではカバーされない外来の事故(落下させて破損した/誤って飲み物をこぼして故障した/地震が起きて物が落下して故障した など)をサポートする「安心プラス保証」を含めた「3年間/5年間の安心サービスセット(お預かり修理+安心プラス保証)」を用意する。対してBTO対応のPT100Eは、より法人導入に望ましいサポートメニューとなっている。例えば標準保守サービスは1年間無償保証と3年間の部品保証となり、オプション保守サービスとして「お預かり修理」を1年きざみで最長で6年間、さらに最長5年間の「訪問修理」と「安心プラス保証」も選択できる。また、エプソンダイレクトならではのオプションサービスとして「キッティングBTO」や「HDDマスターコピーサービス」(ともに20台以上から)も用意する。

 キッティングBTOは、企業内のネットワーク設定などを反映させた状態で納品するサービス。HDDマスターコピーサービスは導入企業側が作成したマスターHDDのデータを反映させた状態で納品するサービスだ。こうしたサービスを利用すれば、作業なしにネットワークに接続可能、かつ社内アプリケーションなどを利用する環境も整い済みの状態で、納品されたその日にすぐ運用を始められる。こうしたサービスを有効に利用することでシステム管理者の負担を大きく抑えることができることだろう。

「表示待ち」を感じないストレスフリーな基本性能

photo 本評価機のデータ転送速度をCrystalDiskMark 3.0で計測。SSDの選択により、HDDとは比べられないほど“快速”なパフォーマンスが得られるようになる

 今回は、パフォーマンス面+快適性の強化とともに、5年訪問修理+HDD返却不要サービスを加えた“快速”仕様にカスタマイズしたお勧め構成のPT100E評価機でパフォーマンスをチェックする。OSを「64ビット版Windows 8 Proダウングレード権を利用した64ビット版Windows 7 Professionalプリインストール」に、CPUは「Core i3-3220」に、ストレージを「128GバイトSSD」に、メインメモリは「4Gバイト」(2Gバイト×2)に、「IEEE802.11b/g/n無線LAN+Bluetooth 4.0モジュールを追加」にカスタマイズしている。

 中でもSSDの選択がポイント。SSDはまだ少し高額なイメージがあり、オフィスPCにはぜいたくではないのか? と思う人はいるかもしれない。ただ、HDDと比べると「パフォーマンスの差が歴然として表れる」パーツである。


photo CPU統合グラフィックスのため、3Dグラフィックススコアが若干低いほかはかなりよいバランスとなった。SSDの効果でプライマリハードディスクは7.3と高い

 ではお勧め評価機の実パフォーマンスをチェックしよう。Windows エクスペリエンスインデックスの値は、プロセッサが7.2、メモリが5.9、グラフィックスが4.9、ゲーム用グラフィックスが6.3、プライマリハードディスクが7.3となった。もっとも低いグラフィックススコアは、CPUであるCore i3の統合グラフィックスを用いるためだが、Webサイト・Webサービスやオフィススイートなど、一般オフィス業務においてはほぼ困らない。もちろんCPUとストレージの値はとても良好である。

 PCの総合的なパフォーマンスを計るPCMark 7のテストも、搭載するCore i3-3220に応じた満足なスコアだ。PCゲームソフトなどに用いる3Dグラフィックス性能の項目は他項目と比べて若干低いのだが、オフィス業務にこの性能はさほど必要がない。標準クラスのCPUとはいえ、Webページの表示や大規模な表計算ソフト/ファイルの表示も快適なレスポンスが得られた。

 やはりBTOメニューで選択したSSDの効果が特に実感できる。ストレージ転送速度を計るCrystal Disk Markのテストでは、シーケンシャルリード/ライト、512Kランダムリード/ライトともに200Mバイト/秒超を記録、さらに4Kや4K QD32のテストもHDDとは比べ物にならないほど高速な値だった。この項目はサイズの小さなファイルをたくさん扱う際のパフォーマンスを示し、PC使用時の体感値に直接効いてくる。やはり普段の業務はこれまでのPCと比べるとサクサク/キビキビと快適な操作性に変化するはずだ。


photo Windowsエクスペリエンスインデックスのテスト結果
photo PCMark07のテスト結果
photo PCMarkVantageのテスト結果
photo 3DMarkVantageのテスト結果
photo CrystalDiskMarkのテスト結果

長期運用、トータル視点でのコストパフォーマンスを望むオフィスシーンに最適

photo ディスプレイは15〜50度の角度まで調整可能

 さて、2013年度のオフィスPCはデスクトップ型かノート型か、どちらが向いているだろう。

 液晶一体型スタイルの本機は、通常スタイルのデスクトップPCと比べるとやはり占有面積が圧倒的に少ないのは間違いない。そればかりか、実は15.6型クラスのノートPCともほとんど変わらない。本体をデスクの奥へ設置すれば手前に十分なスペースを確保できるので、そこに資料や記入用紙などを広げ、電卓や各種事務機器も使いつつ作業するオフィス業務に非常に有効だ。また、キーボードやマウスはこれまでの慣れたものを使い続けられること、そしてキーボードを本機のスタンド下にスッと収納できるデザインとなっているのもうれしいポイントだ。

 ディスプレイに関しては、ヒンジで手軽に上下の向きを自在に調節できるノートPCと比べれば自由度は少し低いかもしれない。ただ、本機はノートPCのそれより大きく見やすい21.5型ワイドの大型サイズ(しかも天井や周囲の映り込みを抑えるノングレア表面)であり、さらにスタンドを15〜50度(光学ドライブ使用時は15〜30度)とデスクトップPCとしてはかなり広く調整できるようになっている。この広い可動範囲により、一般執務席はもちろん、立って操作する機会のある受付や窓口業務のスタッフ用にも勧められる。


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 そして静粛性も優秀だ。そもそも発熱の低い省電力版CPUに、今回は稼働部品のないSSDを組み合わせているため、いくらか高い負荷をかけても動作音/ファンの風切り音が気になるシーンは1度も発生しなかった。合わせて、省電力性能もかなり良好。ワットチェッカー読みでアイドル時で37.5ワット、3DMark Vantageテスト時で51.4ワット、PCMark Vantageテスト時で最大61.7ワットだった。数値としては15.6型クラスのオールインワンノートPCと同じくくらいととらえてよい。つまり、省電力性能もノートPCに劣ることはない。

 PT100Eの決め手は、豊富なBTOとサポートメニューと言える。きめ細かなBTOメニューにより予算やニーズに合った、最適なパフォーマンス+オプションサービス・サポートの構成を選べる。さらにサポートサービスの充実度は、中小規模企業にとって予期しないダウンタイムの大幅削減に直結するし、追加料金の発生有無、そして修理期間や修理中の業務への影響もしかりである。3〜5年ほど使用するとして新たなオフィス向けデスクトップPC導入を計画するなら、真っ先に勧めたい1台である。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2013年2月26日

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