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» 2013年12月04日 10時00分 公開

IGZO液晶+Tegra 4+Exmor Rを搭載:話題のハイスペックAndroidタブレット「KALOS」はいかにして生まれたか?――BungBungame CEOが大いに語る (2/2)

[PR/ITmedia]
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驚異的なコストパフォーマンスの秘密は企業努力

台北市で群を抜く超高層ビルである台北101に、ネオン広告を掲載して現地で話題となったという

 さらに、特筆できるのは4万5800円前後という実売価格だ。徐氏が「誰にでも買える価格を目指した」というように、スペックからすると格安ともいえる。

 この驚異のコストパフォーマンスを実現できる秘密はどこにあるのだろうか。徐氏は「一言でいえば企業努力です。最初のタブレットは、私を含めてわずか3人のエンジニアで開発しました。今でもエンジニアの数は20人です。対して、ASUSやAcerは数百人のエンジニアを抱えています」と笑う。

 聞けば、徐氏は自らがエンジニアとして開発を行うだけでなく、営業、マーケティングにも積極的に関わる。そして市場の声に耳を傾け、吸い上げて企画開発へダイレクトに反映させるという。自らゲームのキャラクターデザインまで手がけており、宇宙人を連想させる同社のイメージキャラクターも徐氏が自らデザインした。急成長企業らしいエピソードだが、とにかくすさまじいバイタリティに驚かされる。

 自ら先頭に立って誰よりも働く一方、強力なリーダーシップを発揮し、スタッフを鼓舞する才能にも長けているようだ。徐氏が何度か強調していたのが、「強い意志を示す」ということ。2代目のタブレットであるMissの発表をW台北ホテル(台湾を代表する高級ホテル)で大々的に開催したほか、この秋には台北101(高さ509.2メートルの台湾を代表する超高層ビル)にソニーやアップルといった世界規模の大企業しか例がないというネオン広告も掲載した。こういった大胆な演出も社員のモチベーションを高めることに一役買っているに違いない。

満を持しての日本進出、サポート体制はどうか?

東京・銀座のBungBungame Japan。オフィスはLEAGUE銀座ビルの7階で、階下にはコワーキングスペースやカフェラウンジを備えた落ち着いた空間が広がる

 KALOSの投入を前にして、BungBungameは東京・銀座の繁華街にほど近いビルに日本支社を構えた。海外メーカーが日本に参入する場合、いきなり現地法人を設立するには初期コストがかかるため、まずは代理店経由で製品を流通させて反応を見るという手法を採ることも多いが、最初から都内の一等地に拠点を構えた意図はどこにあるのだろうか。

 徐氏は力強い口調で「日本に合った良質のサービスをしたいということです。ワールドワイドでも日本市場を重視していること、そして日本で絶対に成功してみせる、という強い決意の現れでもあります」と答えた。

 日本市場を重視する理由については、市場規模の大きさとともに、もう1つ、日本市場の厳しさを挙げる。「日本で成功するには、極めて高い品質とサービスが要求されます。厳しい日本市場で勝てれば、世界でも勝てる」(徐氏)。これは日本と深い縁がある祖父の教えが元になっているというが、世界における日本市場の特殊性についても、はっきり認識があるうえでの決断のようだ。

BungBungame Japanの山川正樹社長

 実際のサポート体制はどうなのだろうか。徐氏が「国内メーカーと同じようなサービスを提供します」といえば、日本支社の山川正樹社長も自信を見せる。「窓口としてフリーダイヤルを用意し、日本語のサポートによる信頼感、安定感を提供します。また、万一の不良の際には銀座のオフィスへ送付していただき、不良が認められれば直ちに交換または修理を行って、最短で即日返送できる体制を整えます」(山川氏)

 海外メーカーの製品では、サポートの窓口は国内にあっても実際の修理は台湾や中国で行うため、時間と手間がかかるのではないかという不安がつきまとうが、サポート用の在庫は常に余裕を持たせて国内に確保するそうで、準備は周到のようだ。

KALOS専用のアクセサリとして、スタンド代わりになる本革ケース、クリアケース、本体の側面をカバーする金属製のフレーム、画面保護フィルムなども発売する予定だ。写真は本革ケースのバリエーション

世界最高のタブレットを目指して

 CEOでありながら自らも開発に参加する徐氏は、研究も兼ねてこれまでに約300台のタブレットを購入し、毎日のように触っているという。バイタリティも素晴らしいが、何より、こういったタブレットやデジタルガジェットが心底好きなのではないだろうか。インタビューをしていても、それは実感として伝わってきた。このユーザー目線こそが、これまでBungBungameの急成長を支えてきた最大の原動力のように思える。

 そのユーザー目線はKALOSのスペックにもしっかり反映されている。IGZOディスプレイ、Tegra 4、ソニー製カメラといった派手なスペックももちろん目を引くが、それだけではない。デュアルバンドMIMOの無線LAN、手軽に使えるMicro USB経由での充電、microSDXCメモリーカードへの対応などから、とにかく実際に使うユーザーの、ガジェット好きのニーズをよく理解していると感じるのだ。

 そして、何といっても4万5800円前後というリーズナブルな価格がありがたい。さらに購入後の安心感の高いサポート体制も完備しているというのだから、これは強力だ。パッと見のイメージ以上に競争力が高い製品といえる。

 徐氏にはすでに同社の4台目となる次世代タブレットの構想も頭にあるようだが、KALOSの仕上がりを見ると、それにも大いに期待したくなる。今後もBungBungameからはしばらく目が離せそうにない。

KALOSを囲む徐氏と山川氏。KALOSの開発コード名は「EVEREST」、世界で1番高い山の名前だ。すべてのサービス、コンテンツを快適に利用できる最高峰のタブレットを目指すという意志。そして、まさに急斜面を登るように急成長してきたBungBungameが頂上へと向かうための野心的な意味も込められている

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提供:BungBungame Japan
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2013年12月18日