“短焦点+高輝度+フルHD”の最新プロジェクターで仕事がはかどる!――BenQ「TH682ST」のススメコストパフォーマンスの高さも魅力

ベンキュージャパンの「TH682ST」は、約1.5メートルの距離で約100型の大画面投写が可能な短焦点、3000ルーメンの明るさ、フルHDの高解像度を備えた最新プロジェクター。一般ビジネスユースはもちろん、デジタルサイネージ、室内プロジェクションマッピング、さらにはSOHOでのプライベートシアターユースまでこなす。

» 2014年12月15日 10時00分 公開
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短焦点化、ワイド化、高輝度化が進むデータプロジェクター

 会議や商談、講演などの場に欠かせないプロジェクター。2014年の上半期(1月〜6月)、データプロジェクターの国内市場は、出荷額が75億5600万円(前年同期比114.5%)、出荷台数が8万3568台(同103.6%)に上り、金額ベースで2桁成長、出荷台数も伸びている状況だ※。

※出展:JBMIA(一般社団法人 日本ビジネス機械・情報システム産業協会)の統計データ「事務機器出荷実績」

 ここ数年、データプロジェクターは緩やかながら着実な進化を続け、既存オフィスの買い替え需要のみならず、文教などの新規需要を取り込み、今後の成長が見込まれる。スペック面では、短い投写距離を実現する短焦点化、投写画面のワイド化および高解像度化、明るい環境でも利用できる高輝度化など、基本性能の進化によって使い勝手が向上。3D立体視、スマートデバイス対応、小型LEDモデルなど、新たなトレンドも見られる。

 そんな中、ベンキュージャパンから多目的に利用できる最新プロジェクター「TH682ST」が登場した。1.5メートルの投写距離で100型画面を投写できる短焦点、遮光しないで使える3000ルーメンの明るさ、フルHD解像度といったハイスペックを備えていながら、実売価格は10万円前後(税込)とコストパフォーマンスに優れた注目機種だ。早速、その特徴を見ていこう。

ベンキュージャパンの最新プロジェクター「TH682ST」

まずはボディと付属品をチェック

 ボディカラーは、黒く輝く光沢が高級感を漂わせるピアノブラックとホワイトのツートーンを採用。本体サイズは311.8(幅)×247.5(奥行き)×104.7(高さ)ミリ、重量は約2.8キロだ。標準的なノートPCと同程度の重さで、モバイルタイプではないが、付属のソフトキャリングケースを使い、屋内の移動を楽にこなせる大きさにおさまっている。付属のリモコンを使えば、各種調整も簡単だ。

 エアーフローについては、本体の左右側面にあるスリットから空気を取り込み、前面の通気口から熱気を排出する。ボディの左右に排気することなく、視聴者に熱風が直接あたらない工夫がなされた構造だ。

前面には、通気口(熱気排出)、スピーカーグリル、高さ調整のクイックリリースボタン、短焦点レンズ、リモコン受光部を搭載する
背面には、HDMI 1.4aとアナログD-Sub、S-Video、コンポジットビデオの映像入力、アナログD-Subの映像出力、ステレオミニの音声入出力、USB(Mini B)ポート、RS232のコントロールポート、盗難防止ロック用スロットが並ぶ
天面にはフォーカスおよびズームのリング、電源ボタン、OSDメニュー操作用ボタン、リモコン受光部を装備(写真=左)。付属の小型リモコンで各種設定が行える(写真=右)
本体とリモコン、ケーブル類をまとめて収納できるソフトキャリングケースが付属する(写真=左)。日本語のOSDメニューで細かな画質調整が行える(写真=右)

ポイント(1)――プロジェクターの使い勝手と可能性が広がる「短焦点」

 TH682STの大きな特徴となるのが、約90センチで60型、約1.2メートルで80型、約1.5メートルで100型を投写可能な「短焦点」設計だ。実際に会議室で80型のスクリーンに投写してみると、机の先端に設置しても、スクリーン幅の限界まで表示できた。投写距離は実測でわずか1.23メートルしかない。

 従来の投写距離が長いプロジェクターでは、机の中央から後方に置く必要があり、投写映像の中に視聴者の手やノートPCなどの影が入ってしまうこともあったが短焦点のTH682STではそんな心配は無用だ。

 もちろん、座席や机上スペースを有効に使えるだけでなく、商談や会議で重要な出席者のそばにプロジェクターが置かれることで、余計なストレスを与えないで済むことは、ビジネス面からも大きなメリットになる。視聴者に排気を向けない前面排気の機構も、短焦点設計の使い勝手のよさを高めているポイントだ。

 動作音もエコノミー時で33デシベル/標準時で36デシベルに抑えられており、通常の会議などで風切り音が気になることはないだろう。

このように会議室の長机の端から大画面の投写が可能だった。写真の例では、1.23メートルの距離から80型の投写を行っている

 短焦点レンズには1.1倍の光学ズームも内蔵しているので、設置場所に制限がある場合でも投写する画面サイズを画質劣化のない光学ズームだけで手軽に微調整できるのはありがたい。2倍のデジタルズームと合わせて、イベント会場のような人が密集し、設置場所に制約があるような環境でもある程度の融通が利く。

 通常のビジネス利用だけでなく、営業時間外にショーウィンドウへ商品ビデオやイメージ映像を投写するデジタルサイネージ、最近はテーマパークやイベントでの露出も増えて新しい映像表現手段として注目されているプロジェクションマッピングの屋内利用など、幅広いシーンで活用できるだろう。

 なお、BenQのWebサイト(英語)では、同社プロジェクターの機種ごとに設置環境と投写イメージを確認できる無料ツールが公開されている。製品購入前に1センチ単位でレイアウトを検討できるので、設置イメージを把握しやすいはずだ。機種選びの参考にしていただきたい。

ポイント(2)――フルHDの高解像度+3000ルーメンの明るさの映像美

 ビジネスプロジェクターで最も重要なスペックと言えるのが「明るさ」だ。明るさが不十分なプロジェクターを使用すると、会議室の照明を消して使う必要がある。暗い部屋で長々とプレゼンが続き、不意に眠気に襲われたり、メモが取りづらいなどの経験をしたこと方も多いことだろう。

 その点、TH682STなら安心だ。最大3000ルーメンの光束を誇るので、室内の照明を消さなくても十分に明るい映像を投写できる。日中の屋外で使用できるほどの明るさではないが、屋内使用のプロジェクターではまず不満の出ない明るさだ。

室内の照明をつけたままでも、壁面に明るく投写できた。フルHDの高解像度に対応するため、Webページなどの表示も視認性が高い

 ところでPCをプロジェクターに接続したら、プレゼン資料の表示レイアウトが自動的に変更され、制作イメージと異なる投写がされたという経験はないだろうか? 一昔前のように、PCの画面解像度が4:3でXGA(1024×768)などの場合は、プロジェクターも4:3の出力で共通のため問題はなかったが、現在のようにPCの解像度が、16:10や16:9などワイド画面に移行すると、プロジェクター側の出力もワイド対応の方が断然便利だ。

 TH682STならば、付属のVGAケーブルを使って、アナログD-Sub接続で4:3のUXGA(1600×1200)までネイティブ解像度で対応するだけでなく、WXGA(1280×800)、WXGA+(1440×900)、WSXGA+(1680×1050)といったワイド画面に、本来の解像度で投写できる(OSDメニューから自動で縦横比の拡大/縮小もできる)。

 さらに、別途ケーブルを用意してHDMIで接続すれば、1080/60pのフルHD投写も可能だ。WXGA解像度がプロジェクターで主流の中、1920×1080の単板DLP方式を採用し、フルHDのネイティブ表示に対応するのはTH682STの大きな魅力となる。通常のプレゼン用スライドではここまでの高解像度は不要だろうが、細かい図面や表などを表示する場合、あるいは迫力ある写真や動画付きのプレゼンを行いたい場合、その真価を発揮してくれる。高精細の投写映像は、発表者の説得力向上にも貢献するに違いない。

 さらにTH682STは、10ワットのモノラルスピーカーも内蔵しているので、動画プレゼンでの音声出力にも対応できる。無論、外付けスピーカーほど高音質/大音量ではないが、10ワットと容量が大きい実用十分な装備だ。HDMIならば1本のケーブル接続で映像と音声を出力できるので、セッティングも素早く行えてレイアウトもスッキリする。

1920×1080ピクセルの高解像度がうれしい。細かい図面や表の投写、写真や映像を見せたい場合に重宝する。最大約10億7000万色の表示に対応し、色再現性に配慮したsRGBモード、プレゼン用に輝度を重視したプレゼンモード、動画再生向けのシネマモードなどの表示モードも備えている

 なお、これだけの高性能をビジネスシーンだけにとどめておくのももったいない。パーティーや年末年始の会合で、AV機器やゲーム専用機などと接続して、大迫力のフルHD大画面で動画やゲームをワイワイと楽しむのもよいだろう。さらに、オプションのアクティブシャッター式3D専用メガネ(3DGS-02)を利用した3D立体視映像の視聴にも対応するので、3Dコンテンツのプレゼンや3D映画の視聴もこなせる。

 ちなみに3D方式は、フレームパッキング、トップ&ボトム、サイドバイサイドフォーマットに対応する。ただし、3D映像を視聴するためには、3D放送もしくは3Dに対応したコンテンツ(ソフトウェア)と3Dに対応した機器(再生機)が別途必要だ。

ポイント(3)――リーズナブルプライスと長寿命も魅力

 このように短い投写距離で大画面を実現しつつ、明るく、高精細なプロジェクターは多くの導入メリットをもたらす。しかし、従来はこうしたスペックをすべて盛り込むと大型になったり、製造コストが増大するため、普及価格帯のプロジェクターでは採用が見送られることも多かった。

 技術的に見ると、短焦点のプロジェクターは近くから投影するために大きなレンズを使い、さらにスクリーン面に急角度で投写することで明るさが拡散してしまい光量が減少する。つまり、短焦点で明るい高解像度のプロジェクターを実現しようとすると、大型レンズと明るい光源、大容量の電源という3つが必須となり、本体サイズの大型化、重量増、しいては価格増を伴うものになるのだ。

 しかしTH682STでは、これらをバランスよく高次元で実現したうえ、実売価格で10万円前後という低価格を実現してきた。やはりBenQというグローバル展開の競争力あるベンダーだからこそ実現できたコストパフォーマンスの高さと言える。

 本体の消費電力は最大280ワットで待機時は0.5ワット、光源となるランプは最大210ワットだ。明るさと消費電力は比例する関係だが、TH682STでは効果的な消費電力削減のため、「Smart Eco」(スマートエコ)モードを搭載する。

 ランプ設定をスマートエコモードに設定すると、コンテンツの輝度レベルを自動検出し、画像を暗くすることなくランプの消費電力を、30〜100%の範囲でダイナミックに調整する機能が働く。

 気になる光源ランプの寿命は、スマートエコ時に最大約8000時間、つまり通常利用では理論上、6年間以上は耐用できる計算になる(1日5時間程度を週5日利用で算出)。そのほか、標準モードでも約4000時間、エコノミーモードでも約6000時間といずれも長寿命を実現している。ランニングコストも十分に納得できる数値だろう。

これ1台で幅広いシーンをカバーできる“買い得感”の高い「TH682ST」

 以上のように、TH682STはわずか1.5メートルの距離で100型の大画面を投写できる「短焦点」、照明を落とさず利用できる「3000ルーメン」の明るさ、細かいデータや映像表現で差がつく「フルHD」という3拍子がそろったハイスペックなプロジェクターだ。

 また前面排気の優れた放熱設計を採用し、本体左右から不快な熱風が排気されず、運転音もエコノミー時で33デシベル/標準時で36デシベルに抑えた。さらに、HDMI接続により、ケーブル1本でフルHD映像の投写に加えて、内蔵モノラルスピーカーから10ワットの音声出力も可能で、オプションで3D立体視にも対応する。これらの機能を備えながら、実売価格は10万円前後と、価格対性能比は優秀だ。

 PCやディスプレイ、オフィスソフトは買い替えで作業効率が上がったが、職場のプロジェクターは、何年もずっとそのままということはないだろうか? TH682STは、最新プロジェクターの進化した使い勝手を低コストで入手したいと考えるビジネスユーザーに要注目の製品だ。

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提供:ベンキュージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2014年12月31日