「レッツノートSZ5」のウソのような軽さに驚く光学式ドライブ内蔵モデルが1キロ切った!(1/2 ページ)

レッツノートで最も売れているのは、クラムシェルスタイルで光学式ドライブを内蔵する「クリエイティブ・モバイル」こと「SX」シリーズだった。その人気モデルが大きく変身した!

» 2015年10月08日 10時00分 公開
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レッツノート主力の「SX」が1キロを切る「SZ」に進化

 パナソニックのレッツノートは、「極めて軽いノートPCシリーズ」として広く認識されてきた。その「軽さ」という点で、レッツノートをさらに大きく進化させたのが、2014年10月に登場した「レッツノートRZ」シリーズだ。高精細表示の10.1型ディスプレイを搭載して約745グラムという超軽量は、コンバーチブルPCで“世界最軽量”(2015年10月7日現在、パナソニック調べ)を誇る。

 その一方で、RZが“異次元レベル”の軽さに達してしまったため、レッツノート・シリーズで主流モデルといえる「レッツノートSX」ユーザーの中には、「これまで抜群に軽くて満足していた自分のSXより、もっと軽いRZが出てきてしまったのか……」と複雑な思いを抱いた方もいるだろう。

 だったら、次に買い替えるときはRZを選べばいいと考えるかもしれないが、「自分の用途ではSXが採用する12.1型の画面サイズに、余裕あるキーボードサイズが欠かせない」という理由で、そう簡単に乗り換えるわけにはいかない事情があった。

 そんなSXユーザーのために、パナソニックはSXシリーズの全面改良、特に軽量化に取り組んだ。その成果が「レッツノートSZ5」だ。

高評価を得てきたSXシリーズを大幅に進化させた「レッツノートSZ5」シリーズ

 新たに登場したSZ5は、従来のSXと同様に、12.1型ディスプレイと光学式ドライブを内蔵しつつ、本体質量は約1170グラムから約929グラム(4セルバッテリー・SSD搭載構成)へと大幅に軽くなっている。これは光学式ドライブ内蔵の12.1型ノートPCで“世界最軽量”(2015年10月7日現在、パナソニック調べ)の圧倒的な軽さだ。

 もちろん、軽量化のために、レッツノートSXシリーズが持っていた「長時間駆動」「堅牢性」「高性能」「操作性」「豊富なインタフェース」「打ちやすいキーボード」「使いやすいホイールパッド」などを省くようなことはしていない。

 これまでと同様に、あるいは、これまで以上のレベルで、「各部の細かな見直しによる軽量化の積み重ね」によって、全体で約240グラムもの軽量化を実現した。

光学式ドライブを内蔵しながらも4セルのSバッテリー搭載モデルで1キロを切ったレッツノートSZ5 ※実測の重量は試作機の値で、実際の製品と異なる可能性があります

店頭モデルで上位構成となる「ジェットブラック」モデルでは、6セルのLバッテリーが標準構成となるが、それでも重さは1キロをわずかに超える程度に収まっている ※実測の重量は試作機の値で、実際の製品と異なる可能性があります

新ボンネット構造と光学式ドライブの配置変更

 SZ5では「光学式ドライブ内蔵モデルをより軽く」を実現するべく、大胆な見直しを断行した。

 まず、レッツノートの外見で大きな特徴となっている、天板部のボンネット構造がさらに進化している。本体を「より軽く薄く」しながら堅牢性を確保するために、レッツノート・シリーズの初代である「R」から受け継がれ、これまでも細かく改良を加えてきた構造だが、今回は新たに「新ボンネット構造」としたのだ。「SZ5」天板のボンネット部分を、中央部分がほんの少しへこんだ“すり鉢”状に仕上げている。

レッツノートシリーズのアイデンティティといえるボンネット天板では、新たな構造を取り入れた、とはいえ、その姿は従来とほとんど変わらない

 といっても、へこみはわずかなので、よく見なければ分からないが、このようにボンネット、および中央部を逆ドーム型の凹形状にすることで、薄肉パネルでも荷重が加わったときのたわみを抑制している。

 構造の変更により、ボディパネルは全体にわたって0.05〜0.1ミリ程度の薄肉化を実現し、従来のSXと比較して、ボディパネル全体で40〜50グラムほど軽くなった。

 さらに、液晶ディスプレイについても、パネルで使っているガラスの厚みを0.2〜0.3ミリほど薄くするとともに、反射シートや拡散シートについても薄型化を図ることで、50〜60グラムの軽量化を実現した。

スケールをあてると、ようやくわずかにくぼんだ逆ドーム型形状を確認できる

 そして、より大胆な見直しといえるのが、光学式ドライブの配置変更だ。SXシリーズでは、ホイールパッドの右側をドライブカバーとしたシェルドライブを採用していたが、SZ5ではトレイ式のドライブを本体中央下部に配置した。

 フットプリントの最小化を図るため、光学式ドライブとシステム基板がボディ内部でオーバーラップする配置となっている。同時に、システム基板自体のレイアウト変更と小型化で20〜25グラム、さらにクーラーユニットに内蔵するファンの変更も、40グラムの軽量化につながっている。

 なお、トレイ式へと変更したことにより、「レッツノートMX」「レッツノートLX」と同様に、Blu-ray Discドライブも選択可能となった(Web販売モデルのみ)。

SZの内部構造。光学式ドライブとシステム基板をオーバーラップさせることで、フットプリントの最小化を実現した

新設計で小型化を実現したSZのシステム基板

システム基板の新旧比較(正面から)。左のSZは右のSXに対して小型になっているのが分かる
システム基板の新旧比較(側面から)。SZのシステム基板は、クーラーユニットのファンも薄型化、軽量化している
内蔵ドライブはこれまでのシェルドライブからトレイ式になり、位置も正面中央に変更した。この変更でフットプリントの抑制とBlu-ray Discドライブの搭載が可能になったという

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提供:パナソニック株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2015年11月7日

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