特定業務用途のPCにエプソンダイレクトの「Endeavor TD160E」を選ぶべき理由15.6型でジャストサイズ(3/3 ページ)

» 2016年02月24日 10時00分 公開
[ITmedia]
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デジタルサイネージ、公共施設の情報表示板にピッタリなEndeavor TD160E

 実際に特定業務シーンに導入することをいくつか具体的に考えてみよう。まずは、デジタルサイネージだ。デジタルサイネージとは、駅や展示会場などの施設に設置して、案内情報や広告などを表示する装置全般を指す。

 この用途における主役は画面、そして画面の中の情報だ。そのため、PC自体は極力目立たないほうが望ましい。画面一体型のタブレットスタイルであるTD160Eはまさにピッタリで、そのうえ15.6型と一般的なタブレットよりも大きな画面を搭載しているため、見やすく、表示できる情報も多い。広告などもより魅力的に見せることができる。

大きく見やすい画面を備えたEndeavor TD160Eは、ファンレス設計ゆえ静音で故障もしにくい。静かな店でも雰囲気を壊さず利用できるため図書館のような公共施設やカフェの情報検索端末に適している

 設置場所はさまざま考えられるだけに、設置の柔軟性も重要だ。その点で、自立できるスタンドのほか、VESAマウントに対応した各種オプションが用意されている点が活きてくる。壁掛けや天吊りなど、施設や店舗の環境に合わせて柔軟にサイネージを設置することができる。

 こうしたサイネージ用途では長時間動作が前提となる。その点でも先に述べたファンレス設計の採用やBTOでSSDが選択できるのは大きなアドバンテージだ。

 大型で見やすいタブレットスタイルでファンレス設計。単体で省スペースで設置できるほか、オプションによりさまざまなスタイルで設置できるEndeavor TD160Eは、まさにデジタルサイネージ用途に適した製品といえるだろう。こうした特徴は、ホテルや病院、図書館などに設置して受付や情報検索を行うための端末としても大きなメリットだ。

PC-POS、店舗用PCにぴったりなEndeavor TD160E

 次は店舗用PC用途を考えてみよう。店舗設置PCとしては、やはりPOSとの連携がカギになる。POSとは、「Point of Sale」の略で、バーコードなどから商品データ(価格、時間、商品種別など)を送信し、集計、分析を行うシステムだ。

 このPOSを汎用PCを中心として構築することをPC-POSという。PC-POSには、汎用のPOS用周辺機器を使うことができるためメンテナンスコストが割安で、さらに管理、集計、印刷、領収書作成、見積書作成、帳簿作成など、PC向けソフトを使う機能とシームレスに連携させることができるなどの利点がある。

直感的にタッチ操作できる15.6型の大きく見やすい画面、ファンレスで静音かつ故障しにくい設計、POS向け特有のインタフェースやオプションを用意するなど、Endeavor TD160Eは店舗用PCとして適した条件を満たす

 この用途に求められるのは、まずは誰でも抵抗なく入力操作ができる直感的な操作性だ。15.6型と大きく見やすい画面を搭載し、タッチ操作ができるEndeavor TD160Eはまさにピッタリだ。オプションのタッチペンも利用できるため、店頭での手書き署名などにも対応できる。

 また、この用途特有の条件として、周辺機器の接続性がある。POSレジでは、レシートプリンター、バーコードリーダー、磁気カードリーダー、キャッシュドロアーなどを接続して使う。これらは無線LANやBluetoothなど無線接続に対応したものもあるが、シリアルポート(RS-232C)やUSBで接続する製品が多い。Endeavor TD160Eは、こうした用途を想定し、2つのシリアルポート(RS-232Cケーブル付属)と2基のUSB 3.0ポート、有線LANの標準装備に加えて、無線LAN、Bluetooth、USBハブ(4ポート)などオプションで用意しており、適性は抜群といえる。

 店舗に設置するものだけに省スペース性と静音性も求められる。単体で省スペースで設置できるほか、オプションでもVESA規格に対応したスタンドやアームスタンドが用意されており、現場固有の状況にも柔軟に対応できる。BTOではバッテリー(駆動時間:約1.8時間)を搭載できるため、万一の停電時やACアダプターが抜けるといったアクシデントの際でも止まることなく、短時間なら業務を継続することができるほか、画面一体型のタブレットスタイルなので設置場所を気軽に移動させることも可能だ。

 最近はタッチで利用できる直感的な操作性から、端末にiPadやAndroidタブレットを使ったPOSシステムを利用する例も増えているが、あくまでも入力端末、閲覧端末としての利用に限られる。親機となるPOSサーバーやPC-POSシステムの存在が不可欠だ。Endeavor TD160EのようなWindowsタブレットであれば、1台で入力端末と親機を兼ねられる。

 さらに、Endeavor TD160Eは、一般的なWindowsタブレットにはない15.6型の大画面、充実したインタフェース、セキュリティ用のオプションなどが備わっている点がアドバンテージだ。基本スペックとしても、メモリ8Gバイトや500GバイトSSDなど、汎用的に使えるタブレットの構成を選択でき、ある程度の規模であれば、POSデータの検索、分析といった管理作業もストレスなく対応できる。

業務用PCとしての保守、メンテナンスサービスも充実

 ビジネスPCで高い実績を誇るエプソンダイレクトだけに、保守、メンテナンスサービス体制も、業務用PCとして導入するうえで都合が良いものとなっている。

 まず、「定額保守サービス」が用意されていることが大きい。これは基本の「1年間の無償保証」期間が終了した後の各種保証サービスを加入料金のみで継続して受けられるというもの。サービス加入中であれば、無償かつ最短1日で引き取り修理または直送修理が受けられる「お預かり修理」を最長6年間利用できる。長期保証が受けられるとともに、保守料金を予算化きる点がメリットだ。

 国内メーカーならではの迅速な対応も魅力だ。保証期間内、あるいは定額保守期間内の製品は修理センターに到着後1日で修理する「1日修理」体制を完備しており、業務への影響を最小限に抑えることができる。さらに、より迅速な対応を希望する顧客のために、サービスマンが設置場所へ訪問して修理を実施する訪問修理サービスもオプションとして用意されている。

 また「キッティングBTO」というユニークなサービスにも注目したい。導入企業の指示に基づいたソフトのインストールからセキュリティやネットワークなどの設定、資産管理用ラベル等の貼付、マスターHDDの完全コピーなど、導入時の煩雑なセットアップ作業を代行してくれる。大量導入を考えている企業には大いに魅力的なサービスだろう。

特定業務用途を知り尽くしたエプソンダイレクトならではの魅力

 Endeavor TD160Eの特徴を、利用シーンをイメージしながらじっくりと見てきた。15.6型タッチパネルPCというスタイルもユニークだが、その他にも一般的なPCとはひと味もふた味も異なる味付けがされており、デジタルサイネージや店舗などの特定業務用途にピッタリとフィットすることが改めて確認できた。

 画面一体型ならではの省スペース性、可搬性、ファンレス設計による静音動作や故障のしにくさ、特定業務用途に特有のインタフェース、現場の事情にあわせて柔軟な設置ができるオプションの数々……企画段階からこうした特定業務用途の具体的な利用シーンを想定したうえで開発が進められていなければ、これだけの条件を満たすことはできない。そもそも、15.6型という、タブレットとしては一般的ではない大きな画面を搭載するという発想も、特定業務用途の現場事情を知り尽くしているからこそ生まれたものだろう。

 繰り返しになるが、エプソンダイレクトは、空港や駅などの公共施設で案内情報や広告などを表示するデジタルサイネージ、あるいはホテルや図書館、学校などの検索端末、生産ラインの管理端末、チケットの購入に用いるKIOSK、スーパーやレストランのPOSレジなどといった用途を、特定業務用途として想定している。

 こうした用途で利用するPCの導入を検討しているならば、この分野を知り尽くしたエプソンダイレクトのノウハウは大きな力になる。中でもこのEndeavor TD160Eは、そうした現場の最新事情を反映して生まれた製品だけに、有力な選択肢となることは間違いない。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2016年3月23日