ベンチマークテストでG-GEAR miniの実力を検証しよう。評価機のスペックを改めて紹介すると、CPUがCore i7-7700、メモリが16GB(8GB×2)、グラフィックスカードがGeForce GTX 1060(3GB)、ストレージが480GB SSD(SanDisk Ultra II)、OSがWindows 10 Home 64bitという内容だ。
定番テストの3DMarkでは、FireStrikeで10000超と文句なしのスコアだ。ファイナルファンタジーXIVベンチマークは、新生エオルゼア、蒼天のイシュガルド、紅蓮のリベレーターと歴代のテストを1920×1080ピクセルの最高品質で実行した。いずれも10000を超えるスコアで最高の「非常に快適」評価と文句なしだ。参考までに、最新の紅蓮のリベレーター ベンチマークテストでは他の設定の結果も掲載している。
また、ファイナルファンタジーXIVのフリートライアル版を利用し、実際のゲーム内でもフレームレートを計測してみた。1920×1080ピクセルの最高品質設定で、人の多い場所を中心に移動してみたが、100fps程度になる時がごくまれにあるくらいで、ほぼ常時120〜130fps以上、150fpsを超えることもよくあり、ストレスを感じることはまったくなかった。
G-GEAR miniの魅力は、扱いやすいコンパクトでクールなデザインのボディーながら、高性能を備え、拡張性も確保した本格的なゲーミングPCであることだ。評価機のベンチマークテストの結果から、ファイナルファンタジーXIV : 紅蓮のリベレーターをバリバリ楽しめる性能を持っていることも実証ずみである。
さらに、ありがたいのが、コストパフォーマンスの高さだ。今回の評価機のベースとなっている「GI7J-E91/T」の標準構成はGeForce GTX 1070(8GB)を搭載して14万9800円(税別)だが、評価機と同じ構成に見積もるとさらに安く13万3300円(税別)になる。
さらに、無線LANや2系統目の有線LANが省かれるが、H110チップセットモデルの「G-GEAR mini GI7J-D91/T」ならば、今回の評価機と同等のスペック構成をさらに安い11万4300円(税別)になるので、こちらも検討したい。いずれにしてもコストパフォーマンスは抜群である。紅蓮のリベレーターを遊び倒すためのゲーミングPCとしてイチオシの存在だ。
FFXIVで推奨を取得している構成 | |
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CPU | Core i7-7700 |
マザーボード | Intel H110 Express チップセット MiniITXマザーボード |
メモリ | 8GB (4GB x2枚) DDR4 SDRAM PC4-19200 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 / 3GB |
ストレージ | 240GB (WD GREEN SSD / SATA 6Gbps) |
光学ドライブ | なし |
電源ユニット | HEC製 HEC-500TD-5WX(定格500W/80PLUS BRONZE認証) |
PCケース | G-GEAR mini ITXゲーミングケース (ブラック / 8M05) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
今回の評価機は、GeForce GTX 1060(3GB)を搭載したモデルだが、4Kなどの高解像度でプレイするなど、さらに高性能が欲しい場合は、GeForce GTX 1080やGeForce GTX 1080Tiの搭載がオススメだ。FINAL FANTASY XIV : 紅蓮のリベレーターベンチマークも、4Kでプレイすれば、美しいグラフィックスがより精細に描画され、立体感、臨場感がさらに増し、迫力の世界を楽しめる。
G-GEAR miniでもBTOではGeForce GTX 1080やGeForce GTX 1080 Tiを選択できるが、性能重視なら、ミドルタワー型のG-GEARレギュラーも検討したい。ハイエンドのZ270チップセットモデルは、長期耐久性と信頼性に優れたASUSTeK製TUFシリーズのマザーボードを採用しており、GPUを長時間使い続けるようなタフな環境でもより安心して使うことができる。また、ボディーが大きいぶん拡張性に優れており、5インチベイに光学ドライブ、3.5インチベイにカードリーダーなどを搭載することもできる。
Core i7-7700K、メモリ16GB、GeForce GTX1080といった環境でのFINAL FANTASY XIV : 紅蓮のリベレーターベンチマークの結果だ。4K環境の最高品質では最高評価(7000以上)にわずかに届かなかったが、4K環境でのプレイも視野に入るスコアといえるだろう。
省スペース性を求めるならノートPCという選択肢もある。以前のゲーミングノートPCは、デスクトップPC並の性能を求めると非常に高価な構成になりがちだったが、最新のGeForce GTX 10シリーズなら、モバイル向けGPUでも型番通りの性能を発揮してくれる。
なかでもG-GEAR note N1585Jは、GPUにGeForce GTX 1070を搭載するゲーミングPCで、今回紹介したG-GEAR mini GI7J-E91/Tを上回る性能を誇る。当然、最新パッチである紅蓮のリベレーターもさらに快適に楽しめるのは間違いない。
キーの色をカスタマイズできるLEDバックライトやキーボードマクロ機能、ハイレゾ音源に対応したヘッドフォン端子など、性能面以外でも魅力が多く、ノートPCで紅蓮のリベレーターをプレイするならG-GEAR note N1585Jがオススメだ。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2017年6月29日