ゲームマシンとしての実力はどんなものか、ベンチマークテストの結果を見てみよう。改めて評価機のスペックを述べると、CPUがCore i7-7600K、メモリ16GB(PC4-19200)、ストレージが525GB SSD(Crucial MX300/CT525MX300SSD1)、グラフィックスカードがMSI製のGeForce GTX 1070 ARMOR 8G OC(GeForce GTX 1070 8GB)、OSはWindows 10 Home 64bitだ。
FutureMarkのゲーミングPC向けの定番ベンチマークテストである3DMark/FireStrikeのスコアは14000超。DirectX 11ベースの標準的なゲームタイトルをフルHDで快適にプレイできるレベル(6000前後が目安)をはるかに超える。FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマークの最高品質設定(1920×1080ピクセル)でのスコアもご覧の通り。最高評価「非常に快適(スコア7000)」の基準を軽々と超えるパフォーマンスがある。
では、PUBGではどうだろうか。PUBGはまだ開発中のタイトルであり、場面やプレイヤーによってかなりバラつきがあるため、あくまでもざっくりとした参考程度になることをお断りしておくが、実際にプレイ(SOLO)してフレームレートを計測してみた。
その前に、画質設定別の画面を掲載したので見てほしい。やはり1920×1080ピクセルでも中間品質だとディティールがぼやけており、遠くの視界ははっきりしない。1280×720ピクセルではそれがより顕著だ。迷彩柄のシャツなどを着て草むらなどに紛れられたら判別しにくいだろう。やはりドン勝するためには1920×1080ピクセルの品質設定「高」以上でプレイしたいところだ。
ゲームプレイ中のフレームレートは、「FRAPS」を使って計測した。まず人が密集する待機地点(ロビー)内で計測してみたのが下のグラフだ。ロビーは最大100人の参加プレイヤーが一堂に会し、好きに動くため最も過酷な条件となるが、実際のプレイではありえない場面だ。最低フレームレートはかなり低いが、これを基準にするのは効率が悪い。
ゲーム中の多くは、自分1人でアイテムや敵を探索したり、待ち伏せしたり、車両で走行したりといったシーンになる。敵と相対するときもほぼ1人のみ(ソロの場合)。こうした点を考慮し、プレイ中に1人で走りながらランダムに計測したのが下のグラフだ。品質設定「ウルトラ」では最低fpsが60を切る場面が少々あったものの、それでもほとんど実戦には支障ない印象。スキルレベルが未熟なことを考慮しても「高」であればまず問題なさそうな感触だ。
PUBGは、PCゲーム熟練者から初心者まで幅広いユーザーが楽しめる内容のゲームだが、テストの結果からすると、やはりPUBGをストレスなくプレイし、「ドン勝」を目指すにはかなりのハイスペックが必要なようだ。
同時に、GeForce GTX 1070を搭載した今回の評価機ならば、高品質で快適にプレイできることも分かった。さらに実際にプレイしてみて、静音性の高さも魅力として付け加えておきたい。テスト中は机の上のすぐ手前、顔からは1mも離れていない位置に設置し、気付けば3時間以上もプレイしていたが、その間通して騒音を気にすることなくプレイに没頭できた。ゲームを終えて、改めて意識すれば動作音が聞こえるという程度でしかない。
G-MASTER Mace H270-Mini-DTNは、コンパクトで扱いやすい洗練されたデザインのボディーにハイエンドグラフィックスカードも余裕を持って使える、そして高負荷を長時間かけても静音が保たれる冷却性能と、実に完成度が高いゲーミングマシンだ。PUBGをプレイするにもうってつけの選択肢といえる。ベースモデルのG-MASTER Mace H270-Mini-DTN-OWなら14万8440円(税込)、PUBG向けにカスタマイズした評価機の構成でも18万1920円(税込み)とコストパフォーマンスも高く、さらに7月31日までは送料無料キャンペーンを実施中だ。
サイコムのPCは柔軟なBTOメニューが用意されており、予算や用途が柔軟に選べるが、「ドン勝」するならば、今回の評価機のようにグラフィックスカードはGeForce GTX 1070以上がオススメ。もちろん、サイコムのWebページではBTOメニューで構成を何度でも変更でき、すぐに金額を確認できるので、より高性能を目指したカスタマイズも含め、いろいろ試してみてはいかがだろうか。
なお、今回の評価機とほぼ同じスペックでDeToNatorのYamatoN選手がPUBGのプレイ実況を行った検証動画もあるので、こちらも是非参照してほしい。
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提供:株式会社サイコム
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2017年7月9日