今どきのビジネスインクジェット選びで絶対外せないポイントビジネスプリンタのマエストロが絶賛(1/3 ページ)

ビジネスプリンタ界のマエストロ、小川夏樹がブラザーの「MFC-J6980CDW」を徹底解剖。

» 2018年02月22日 10時00分 公開
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 ビジネス向けインクジェットプリンタを選ぶとき、検討するべき項目は多岐にわたる。導入コストや印刷コストはもちろん、どのサイズの用紙まで対応するのか、印刷速度やスキャン速度といったスペック、機能やソフトウェアの使いやすさ、本体サイズなどだ。

 また、クラウドサービスとの連携など、昨今のビジネス現場で叫ばれている「働き方改革」のトレンドに即した、多様なワークスタイルを後押しする機能も求められている。

 そうした選択ポイントを総合的に評価し、ビジネスプリンタの“マエストロ”が自信を持ってオススメしたいA3対応モデルがブラザーのビジネスインクジェット複合機「MFC-J6980CDW」(以下、J6980CDW)だ。

小川夏樹氏がブラザー「MFC-J6980CDW」を徹底分析

 どうして「MFC-J6980CDW」がオススメモデルなのか、製品選択のポイントごとにじっくりと解説していこう。

絶対に見逃せないのがプリンタの導入および運用コスト

 J6980CDWは、現行ラインアップの中でイニシャルコストに優れるモデルに位置付けられている。最上位モデルより安価に導入できるが、メモリ搭載量といった一部のハードウェア部分に違いがある。ただし、基本的なプリントエンジンは最上位モデルと共通なので、性能の高さはそのままに、導入しやすい価格に抑えられたモデルということになる。

 また、本体のカラーがブラックを基調にしたカラーリングとなっており、最上位モデルのホワイトベースの柔らかな雰囲気とはうって変わって精悍(せいかん)なイメージに変化している。筆者の個人的な好みは、むしろこのブラック基調のカラーリングの方だ。なんだか強そうな感じを受けるのだ。「なんかやってくれそうな製品」という感じがして好きだ。

ブラックのカラーリングで精悍なイメージの「MFC-J6980CDW」

 導入コストが安いからと言って運用コストが掛かってしまうのでは、元も子もない。J6980CDWは、印刷コストやメンテナンスコストといった、運用していく上で必要になってくるランニングコストを抑える配慮がされている。そのおかげでA4カラー印刷は1ページ約6.0円、A4モノクロ印刷の場合は1ページ約1.3円という低価格な印刷コストを実現している。

 ちなみに、筆者がメインで利用している「MFC-J6973CDW」(以下、J6973CDW)は、A4カラーが1ページ約6.1円、A4モノクロ印刷が1ページ約1.4円とJ6980CDWより高い。わずか0.1円の差とはいっても、数千〜数万枚単位の印刷となってくると、地味ながらも結構な差が出てくるのだ。

 例えば、1日にA4カラー20枚、A4モノクロ50枚を印刷するオフィスがあったとしたら、J6980CDWなら1日あたり185円、J6973CDWでは1日あたり192円と7円の差になる。10日で70円、100日では700円、5年間使い続ければ1万2775円と目に見える差になる。

印刷コストはA4カラーで1ページ約6.0円、A4モノクロで1ページ約1.4円。インク構成はC、M、Y、BKの4色

 仮に印刷コストの差が0.2円になるだけでも5年間の差は2万5550円。複数台の製品をオフィスに導入したらその台数分だけコストは倍増していく。競合機種の中には1ページ当たりの印刷コストが0.1円どころか1円以上差があるモデルもあるので、本体価格が安いからと飛びつくのではなく、きちんと印刷コストを確認したい。

意外と知らない運用コストの落とし穴 「廃インクパッド」とは?

 ビジネスインクジェットを運用していく上で必要なランニングコストとして考えられるのは、インク代と用紙代、そして消費電力だろう。しかしそれ以外にも、意外と知られていない“メンテナンスコスト”がある。

 このメンテナンスとは、インクジェットプリンタの場合、廃インクの処理を指す。レーザープリンタの場合は、廃トナーの処理ということになる。ちなみに廃インクというものが、どういうものかご存じだろうか?

 ここにブラザーが自らユーザーに対し「廃インク」に関する調査を行った興味深いデータがあるので紹介しよう(※)。

 同社が「廃インク」の認知度を調べたところ、インクジェットプリンタを使っているユーザーのほぼ半数以上がその存在を知らないという結果が出た。さらに、下のグラフに示したように、ヘビーユースが多いと予想される「現在A3ビジネスインクジェットを使用しているユーザー」に限定しても、その半数以上が廃インクを知らないと回答している。

A3ビジネスインクジェット利用者の55%は「廃インク」の存在を知らないと回答

 そして、廃インクをためておくためのタンク(インクを吸い込ませるためのパッド、一部メーカーではメンテナンスボックスなどと呼ばれる)の定期的な交換を行ったことがあるユーザーに、交換に掛かるメンテナンスコストを調査したところ、平均約2700円ほどという結果となった。

 印刷する枚数が多いほど、パッドに吸わせるインクも増えるので、必然的にパッドの交換頻度も多くなる。2回交換するだけでも約5400円のメンテナンスコストが発生することは覚えておきたい。

※日本全国20〜60代の男女計8万9745人を対象にしたアンケート結果(ブラザー調べ) 実査時期:2018年1月

J6980CDWなら廃インクパッドの交換は不要!

 ちなみにJ6980CDWの場合、5年間、または15万ページ印刷の高耐久性に加え、なんと「廃インクパッドの交換が必要のない設計」になっている。月に2500枚の印刷を行ってもびくともしない堅牢な設計が自慢だ。

 印刷枚数がどれだけ増えても廃インクパッドの交換費用が発生しないため、他社製品と比較した場合、パッドを交換する度にランニングコストの差となって出てくるというわけだ。この差は非常に大きい。

 およそ2万ページ印刷するごとに廃インクパッドの交換が必要になると想定して、5年間で15万ページを印刷する場合、7.5回交換する計算になる。対するJ6980CDWは交換の必要がない。交換1回に約2700円かかるとしたら金額的な差は2万250円。これは無視できない金額である。

 さらに保守管理のサービスパックメニューが用意されていたとしても、定期交換パーツ代金は別というメーカーも多い。ところがブラザーのサービスパックは、定期交換部品が含まれているため、別途費用が発生する心配がない。

 こうした細かな部分もコスト差として跳ね返ってくる。本体価格、つまり導入コストだけでなく、運用を想定したランニングコストも合わせて考えるのならば、J6980CDWは自信を持ってオススメできる製品だ。

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提供:ブラザー販売株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2018年3月21日

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