見た目は小さいのに性能はすごい! 進化したウルトラコンパクトPC「Endeavor ST190E」徹底検証(2/2 ページ)

» 2018年09月28日 10時00分 公開
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ベンチマークテストで性能検証

 大幅にパワーアップしたEndeavor ST190Eの実際のパフォーマンスはどのくらいなのか、ベンチマークテストで見ていこう。比較対象には従来モデルのEndeavor ST180Eを用意した。評価機のスペックは、別掲の表にまとめている。

今回利用した評価機のスペック

 まず目立つのが、CINEBENCH R15のスコアだ。CPUの基本性能を見るテストとしておなじみだが、Endeavor ST190Eのスコアは、1000を超える。これは1年前のハイエンドデスクトップPCを上回るスコアだ。従来モデルと比べても大幅にパワーアップしていることが分かる。

CINEBENCH R15のスコア比較。マルチスレッド性能の目安であるCPUスコアでEndeavor ST180Eを大きく上回り、6コア・12スレッドの実力を証明している
CrystalDiskMark 6.0.1で測定したEndeavor ST190E評価機のPCI Express SSDのスコア。Serial ATA 6Gb/s SSDを大きく上回っている(画面=左)。CrystalDiskMark 6.0.1で測定したEndeavor ST180E評価機(従来モデル)のSSDのスコア。Serial ATA 6Gb/s接続のSSDとしては高速な部類に入るが、PCI Express SSDに比べると大きな差が出た(画面=右)

 PCMark 10は、PCの用途を一通りシミュレートする内容。WebブラウズやビデオチャットなどPCの基本的な操作中心の「Essential」、オフィス作業をシミュレートする「Productivity」、動画エンコードやCGレンダリングなどを含めたデジタルコンテンツ作成を行う「Digital Content Creation」と3種類の項目があるが、いずれも優秀なスコアをマークしている。

PCMark 10のスコア比較。オレンジ色がEndeavor ST190E、ブルーがEndeavor ST180E。日常操作のEssentialやオフィス系のProductivityでは特に大きく上回っている

 WebXPRT3は、Webブラウザベースのベンチマークテストだ。JavaScriptやHTML5を利用し、写真整理や株式投資、財務分析といった操作を行う内容で、比較的負荷が軽いテストだが、こちらの結果も良好だ。負荷の大小にかかわらず、ハイレベルのパフォーマンスを発揮できていることが分かる。

WebXPRT 3のスコア比較。Webブラウザベースのアプリの実効性能を計測する内容だが、これもEndeavor ST190Eのスコアはとても優秀で、Endeavor ST180Eを上回る

4K環境でもサクサクの高性能PC

 これまで見てきたように、Endeavor ST190Eは、コンパクトなボディーにハイスペックなシステムを詰め込んでいる。その実力はベンチマークテストでも実証された。

 従来モデルと比べると、ディスプレイ出力機能やインタフェースが強化されたことも大きい。4K解像度での滑らかな表示が可能になったことで、デジタルサイネージ用途でも活用の幅が広がった。さらに、高速な周辺機器を利用可能になったことで高性能・省スペースクライアントPCとして運用する場合もより魅力が増したといえるだろう。

 また、外付け電源スイッチやHDMIケーブルの抜け防止クランプの付属など、デジタルサイネージや組み込み用途を意識した使い勝手への配慮や豊富なオプションは、早くからこうした用途を強く意識して製品展開を行ってきたエプソンダイレクトのノウハウが生かされている。特にこうした用途ではアドバンテージが大きい。

 ビジネス向けに導入しやすいサポート、サービスも魅力だ。万一のときも製品が修理センターに到着してから1日で修理する「1日修理」体制を完備する他、オプションではサービスマンが設置場所へ訪問して修理を実施する「訪問修理」サービスも用意しており、業務への影響を最小限に抑えられる。

 さらに、こうした各種保証サービスを加入料金のみで継続して受けられる最長6年の「定額保守」サービスが用意されているのもポイントだ。保守料金を予算化することができるため、法人にとっては利用しやすい。こうしたこだわりもエプソンダイレクトのPCを選ぶ理由になるだろう。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2018年10月14日