初めての大容量インクなら「ファーストタンク」で決まり! ブラザー「DCP-J988N」徹底レビュー(2/2 ページ)

» 2018年11月05日 10時00分 公開
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ファーストプリントが高速!

 最近のプリンタであれば印刷速度で不満を感じることは少ないはず、とはいっても、実際の印刷速度が気になる人もいるだろう。DCP-J988Nのスペックは、インクの最小ドロップサイズが1.5pl、印刷解像度は最大で6000×1200dpiとなっている。印刷速度は、A4用紙でカラーが約10ipm(ipm:image per minute、1分間で印刷できる枚数)、モノクロが約12ipmだ(※5)。なお、用紙を節約したいときは便利な両面印刷にも対応している。

※5、測定データ及び測定条件についてはブラザーホームページをご参照下さい。
両面印刷を活用すれば、用紙のコストも低減できる

 さて、実際にファーストプリントの速度を計測してみた。このカテゴリーの製品は、家庭で写真や持ち帰り仕事の資料を印刷するなど、ちょっとしたプリントをさっとこなせる小回りの良さがポイントだ。このため、大型コピー機のように大量の資料を一度に印刷するよりも、少ない量の資料を高頻度で印刷する方が多い。つまり、ファーストプリントの速度が大きな意味を持っているということだ。

 テストは、テスト用文書のJEITA J1(モノクロ)、J9(カラー)の印刷画面で「OK」をクリックした後、用紙が排出されるまでの時間をストップウォッチを用いて手動で5回計測している。プリンタドライバは、Windows用のドライバを使用、ソートや拡大・縮小の機能はオフで、標準のままである。

 モノクロ印刷ではファーストプリントは7.62秒、カラーは11.15秒となった。最初の1枚として十分な印刷速度だ。なお、ファーストプリントを含めない速度を計測するために印刷を2部行い、最初の1枚が吐き出されて2枚目の用紙が吸い込まれた時点で計測を開始したところ、モノクロは、4.35秒、カラーは7.13秒となった。

A4モノクロ印刷
ファーストプリントのみ 7.62秒
ファーストプリント含まず 4.35秒
A4カラー印刷
ファーストプリントのみ 11.15秒
ファーストプリント含まず 7.13秒

 最初の1枚目が十分に速い。例えば、A4用紙1枚の報告書などを自宅で仕上げた際にさっと印刷できる。カラーの場合でも、遅くなっているとはいえ3秒半ほどしか差がなく、十分に高速だ。なお、A3対応の上位モデルは、およそ2倍速い性能なので、さらに高速性を優先したいのであれば、上位モデルを選ぶとよいだろう。

 なお、PC用のプリンタドライバやスキャナードライバは、従来通りのUIで分かりやすい。必要な設定項目がタブによって分かれており、お気に入りの設定をプリセットとして保存しておくこともできる。

プリンタドライバ。タブごとに機能が分かれており、設定項目を探し出すのも簡単だ。お気に入りの設定をプリセットして保存しておくこともできる

 この他スマホ用のアプリ「Brother iPrint & Scan」のWindows版が用意されている。初めて触ったのがスマホ用ツールだったというような人にとっては、このアプリが分かりやすい。なお、これまでのブラザー製プリンタを利用してきたユーザーにとっては、「Control Center4」が用意されているので、そちらを使うとよい。その他、画像管理用ソフトとしてNUANCEの「PaperPort 14」が付属している。

ビジネス利用時に役に立つのがこの「Control Center4」。PC上からDCP-J988Nを活用できる(画面=左)。画像管理用ソフトとして「PaperPort 14」が付属している(画面=右)

初めての大容量インクモデルなら「ファーストタンク」で決まり!

 昨今の大容量インクというトレンドにあわせて、印刷可能枚数を飛躍的に伸ばしつつも、これまで通りの使い勝手の良さを維持しているのが“ファーストタンク”を掲げるDCP-J988Nだ。

 さらに、A4ファーストタンクモデル限定で、保証期間が最長3年になる点も見逃せない。これは本体購入後、スマホアプリ(ハイプリ)で「2年間で1回使える無償保証サービス」に登録すると修理期間が延長される。通常1年間のメーカー保証に追加して、「メーカー保証が切れた後でも、2年間に1回無償修理サービスが受けられる」というもの。こうした手厚い保証も、大容量インクでこれまで以上にプリンターを活用したいと考えている人には心強い。

 自宅で印刷する枚数の多い人、たまに仕事を持ち帰って自宅でもビジネス文書を印刷する人が、印刷コストや不意のインク切れを気にせず好きなだけプリントできる――そうした大容量インクのメリットを、使いやすいカートリッジ式で実現したファーストタンクは、まさに「初めての大容量インク」を求めるユーザーにうってつけだ。

 なお、現在ファーストタンク対応モデルは、最大5000円お得なキャッシュバックキャンペーンを実施中だ(2018年10月1日〜2019年1月6日までに対象製品を購入した人が対象)。

キャッシュバックキャンペーン

ファクス機能搭載モデルやA3対応モデルもラインアップ

 大容量インクカートリッジを採用したファーストタンクのラインアップには、ファクス機能を搭載する複合機やA3対応モデルもある。A4でファクスが欲しいなら「MFC-J1500N」、A3複合機なら「MFC-J6999CDW」と「MFC-J6997CDW」、コピー、スキャン、ファクスは必要ないがA3対応が必要なら「HL-J6000CDW」と、用途に合わせて幅広いモデルが用意されているので、大容量インクへの乗り換えを考えている方はこちらも検討してみてはいかがだろうか。

ファーストタンクのその他のラインアップ

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